開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月(ただし7月21日は開館)
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入場料 |
有料 一般1,000(800)円、大学・高校生600(500)円、シルバー〈65歳以上〉800 円、中学生以下無料 ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
03-5777-8600(ハローダイヤル)
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒160-8338 東京都
新宿区西新宿1-26-1 |
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最寄り駅 | 新宿 |
電話番号 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
キネティック・アート(kinetic art)とは「動く芸術」のことで、20世紀のヨーロッパに誕生しました。伝統的な彫刻や絵画は、運動の一瞬を造形化することで「動き」の感覚を表してきましたが、キネティック・アートは作品そのものに「動き」を取り入れているのが特徴です。電気じかけのモーターで動いたり発光する作品のほか、現実には動かないけれども、目の錯覚(錯視)を利用したり、見る人の視点の移動に応じて動いて見える作品なども含まれます。
「動く芸術」という考え方の起点は、20世紀初頭に機械文明を礼賛し「スピードの美」を唱えたイタリア未来派などに求めることができますが、その後、実際の「動き」を取り入れた作品が各地で制作されるようになります。たとえば、1930年代から作られた風力で動く彫刻「モビール」はその代表的なものです。しかし、キネティック・アートが本格的に盛んになるのは、1950年代半ばから60年代にかけてのことです。大戦後、発達する科学とテクノロジーを芸術に取り込もうとする気運の高まりの中で、キネティック・アートは20世紀の新しい美術分野として定着します。
本展覧会は、1960年代にイタリアを中心に展開したキネティック・アートの世界を、日本で初めて総合的に紹介する試みです。人間が機械に振りまわされることなく、人間性回復の手だてとなるような芸術を目ざしたブルーノ・ムナーリをはじめ、エンツォ・マリ、ジャンニ・コロンボなどのイタリアの作家たちのほか、ジョセフ・アルバース、ヴィクトル・ヴァザルリ、ラファエル・ソトらをあわせた30余名による平面・立体作品約90点を一堂に展示します。いずれもイタリア国内のコレクションからの出品で日本初公開となります。
主催: 損保ジャパン東郷青児美術館、読売新聞社
協賛: 損保ジャパン、日本興亜損保
後援: イタリア大使館、イタリア文化会館
協力: アリタリア-イタリア航空、日本貨物航空、 アピチェ‐ミラノ、日本通運
特別協力: 伊日現代美術センター(パルマ)
企画協力: アートプランニング レイ