開催時間 |
10時00分 - 17時00分
入館は16時30分まで 毎月第1金曜日は19時00分まで(入館は18時30分まで) |
---|---|
休み |
月曜日
月曜日が祝日の場合は翌平日休み、年末年始(2023年12月29日(金)〜2024年1月4日(木)) |
入場料 |
有料 一般 1,200 円 /25 歳以下 500 円、高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
|
この情報のお問合せ |
松岡美術館
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒108-0071 東京都
港区白金台5-12-6 |
---|---|
最寄り駅 | 白金台 |
電話番号 | 03-5449-0251 |
当館は実業家 松岡清次郎が蒐集した美術品を公開するため、1975(昭和50)年に設立された私立美術館です。1917(大正6)年貿易商から身を起こした清次郎の理想は、自らの眼にかなった「美しいもの」を追い求め、蒐めていくことでした。今回は、清次郎が東洋陶磁蒐集のため欧米のオークションに参加するうちにコレクションした、北斉〜唐時代の小金銅仏や明〜清時代の漆器、陶磁器、絵画、清時代の翡翠や白玉などの玉器を展観いたします。
見どころ
明清絵画の精華、清時代の仿古を映す玉器、人気の天球瓶
昨年、広くご紹介した館蔵の明清絵画より、今回はとくに板倉聖哲(まさあき)東京大学東洋文化研究所教授による監修のもと画冊と画巻の優品を選りすぐり、前期に明代、後期に清代の作品をご覧いただきます。前回かなわなかった題字や跋文も可能な限り展観し、明清時代の画家と文化人との交流も映し出します。 会期中の頁替えも予定しています。
館蔵の清朝玉器の中から、台湾故宮博物院の《翠玉白菜》に通じる超絶技巧を堪能できる《翡翠白菜形花瓶》とともに、古代中国の青銅器にあらわされた饕餮(とうてつ)文や虁鳳(きほう)文を彫り込んだ作品を集め、清時代に高まった仿古の潮流を味わっていただきます。玉器の多くが再開以後初公開で、22年ぶりの展示作品もございます。
また、当館の代表作品《青花龍唐草文天球瓶》を、多くのお客様からのご要望にお応えして再び展示いたします。世界に数点しか存在しない明時代初期の名品を、今一度ごゆっくりご覧ください。
前期2023年10月24日(火)〜2023年12月10日(日)
後期2023年12月12日(火)〜2024年2月11日(日・祝)
※企画展の中国絵画のみ作品入れ替えあり
会期中、「昭和の日本画と洋画 松岡翁(1894-1989)晩年の眼力」を同時開催、および通年企画として「古代オリエント 創造の源」を開催します。
同時開催「昭和の日本画と洋画 松岡翁(1894-1989)晩年の眼力」
世界有数の長寿国、日本。いまや、人生100年設計といわれる時代になりました。何かを始めたり新たな道を拓くことを、年齢というくくりでためらう時代ではなくなったのです。少し前の世代ですが、95年の生涯を全うした松岡清次郎(1894-1989)もコレクションを充実させたのは70代半ば以降でした。日展、院展をはじめとする多くの団体公募展に自ら足を運び、じっくり選んだ日本画、洋画。のちに大成された画家たちの、若き日の無垢な作品もお見逃しなく。日本画10件(12/12(火)より1件(郷倉和子《霧の中から》二曲一隻)を追加)、洋画18件を出品します。
通年企画「古代オリエント 創造の源」
所蔵作品の中でも最も古い年代の古代オリエントの作品群から、彫像をご紹介します。《横たわる女人像》をはじめ、古代以来、連綿と受け継がれてきた創造の原型をご覧いただき、古代人が思い描いた理想や現代にも通ずる人類不変の感覚に思いを馳せていただければ幸いです。
常設展示
古代オリエント美術
古代ギリシア・ローマ彫刻
ガンダーラ・インド彫刻
ヨーロッパ近代彫刻(ブールデル、ヘンリー・ムア、エミリオ・グレコ)