レギーネ・シューマン「サイレント・チェンジ」

カラーミラー・ソフト・フルオ・ダブルフレーム・ロサンゼルス 3&4, 2022 fluorescent acrylic glass 各 100 x 80 x 10 cm © Regine Schumann

カラーミラー・ソフト・フルオ・ダブルフレーム・ロサンゼルス 3&4, 2022 fluorescent acrylic glass 各 100 x 80 x 10 cm © Regine Schumann

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会 期
20230401日 -  20230502
開催時間
13時00分 - 19時00分
休み
日曜日,月曜日,祝日
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
タグチファインアート
情報提供者/投稿者
開催場所
タグチファインアート
住所
〒103-0023 東京都
中央区日本橋本町2-6-13山三ビルB1F
最寄り駅
三越前
電話番号
03-5652-3660

詳細

展覧会内容

タグチファインアートでは、レギーネ・シューマン作品の展示を、上記の期間約7週間にわたり行います。

レギーネ・シューマンは1961年ドイツ、ゴスラー生まれ。ブラウンシュワイク美術大学で絵画を学び、1989年にロラント・デルフラーからマイスターシューラリン資格を取得。2000年にはノルトライン・ヴェストファーレン州の奨学金を得て日本に滞在、現在はケルンを拠点に活動しています。ヨーロッパ、アメリカで発表を重ね、シュパルカッセ銀行、ライン州立美術館、ケルン応用芸術美術館など数多くの企業、美術館に作品が収蔵されています。

独自に開発したアクリル板

製造業者との共同研究によって産み出される、蛍光顔料を混入させたオリジナルのアクリル板を使用し、シューマンは絵画とオブジェとの中間領域に位置する作品を制作しています。混入させる顔料の量や、光を反射・吸収する度合いを調整したアクリル板を、画家が絵の具を重ねるように巧みに組み合わせて作品を構成します。

色彩・光・空間の探求

太陽光や電球の光、あるいはブラック・ライト等、光の状況によって様々に姿を変える彼女の作品は、色彩と光、空間の関係を強調し見る人に意識させるとともに、刻々と変わる視覚、可視・不可視の同時性を体験させます。特にブラック・ライトを照射することで発光し、周囲の空気に振動を与え、空間を色彩で満たして変容させ、身体で空間を触知できるような新しい経験を私たちにもたらします。

抽象表現主義絵画とミニマリズム、ライトアート

彼女はドナルド・ジャッド、ラリー・ベル等に続くミニマリストとして、単純で幾何学的な形態や色彩への還元を表現言語とする一方で、マーク・ロスコ等の抽象表現主義絵画のような、空間に色彩とエネルギーを放つ作品を志向しています。そして、その作品はダン・フレイヴィン、ジェームズ・タレル等が開拓したライト・アートの世界をさらに豊かにしています。

今回、日本で初めて自立する作品を展示致します。それに併せて、自立するエディション作品も出品致します。

人工的・工業的な素材や単純な形態を用いながらも、どこか遊戯的な側面や詩的な叙情性をも併せ持つレギーネ・シューマンの3度目の個展を是非ご高覧ください。

なお、4月6日(木) 18時より20時まで、来日する作家を囲み、ささやかなレセプションを行います。展覧会初日ではございませんので、ご注意下さい。皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひご参加下さいませ。

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