マリー・ローランサンとモード

マリー・ローランサン  《ニコル・グルーと二人の娘、  ブノワットとマリオン》 1922年  油彩/キャンヴァス  マリー・ローランサン美術館  © Musée Marie Laurencin

マリー・ローランサン  《ニコル・グルーと二人の娘、  ブノワットとマリオン》 1922年  油彩/キャンヴァス  マリー・ローランサン美術館  © Musée Marie Laurencin

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会 期
20230214日 -  20230409
開催時間
10時00分 - 18時00分
毎週金・土曜日は21時00分まで ※入館は各閉館時間の30分前まで
休み
3月7日(火)
入場料
有料
一般:1,900円(1,700円) 大学・高校生:1,000円(800円) 中・小学生:700円(500円)
※( )内は前売料金
※学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。(小学生は除く) ※障がい者手帳のご提示で、ご本人様とお付き添いの方1名様は半額となります(一般950円、大学・高校生500円、中学・小学生350円)。当日窓口にてご購入ください。 ※未就学児は入館無料。
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
050-5541-8600(ハローダイヤル)
情報提供者/投稿者
開催場所
Bunkamura ザ・ミュージアム
住所
〒150-8507 東京都
渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
最寄り駅
渋谷
電話番号
050-5541-8600(ハローダイヤル)

詳細

展覧会内容

今から100年前の1920年代、モダンガールという女性たちが登場しました。
断髪に膝丈スカートのスタイルを身にまとい、大都会を元気に闊歩した<新しい女性たち>。それは第一次世界大戦によって女性の社会進出が進み、都市文化、大衆文化が花開いた20世紀を象徴する存在でした。

この時代に活躍したのが、ガブリエル・シャネルです。貧しい生まれをものともせず、時代の波に乗って、パリモードの第一人者へと成長したシャネルは、モダンガールのお手本でした。
彼女が1926年に発表した「リトル・ブラック・ドレス」のイメージは、<ザ・モダンガール>のアイコンと言えるでしょう。

マリー・ローランサンはシャネルと同じ年に生まれ、同じ時代の空気を吸って創作をおこないましたが、彼女の描く女性像にも20世紀を主体的に生きる自信のようなものが感じられます。

この時期、女性の芸術家やデザイナーがようやく社会の表舞台に現れてきます。
もともと女性の職場であったモードの世界でも、シャネルのほかに、ジャンヌ・ランバンやマドレーヌ・ヴィオネらが活動的なドレスを考案し、その制作に女性のお針子たちが従事しました。

本展覧会は1920年代を中心に、1900~1930年代のアート、ファッションに登場した女性たちを通して、現代女性の原点ともいうべきモダンガールのスタイルがどのように変遷してきたかを検証します。
ローランサンの絵画を縦軸として、1900~1910年代にパリモードの王様として君臨したポール・ポワレのファッションイラスト、
シャネルやヴィオネのドレス、1920~1930年代のファッション雑誌や写真など、時代を彩った女性たちは私たちに何を語りかけるでしょうか。
さらに、モードの帝王、カール・ラガーフェルドがローランサンにオマージュを捧げた21世紀の作品も展示されます。二つの時代を比べてみるのも一興かもしれません。

――成実弘至(本展監修者、京都女子大学教授)

主催・協賛・後援

主催:Bunkamura、、日本経済新聞社
後援:TOKYO MX

平均:3.0 
レビューした人:1 人

評価サマリ

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    • 20代の頃ローランさんが好きでしたが、今見るとシャネルのようなパンチが欲しいなと思いました。 シャネルが自分の肖像画が気に入らなくて受け取りを拒否したというのも、わかるような気がしました。 浦井健治さんの音声ガイドは聞きやすかったです。

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