小栗沙弥子展「壁と待つ」

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会 期
20220319日 -  20220410
開催時間
13時00分 - 20時00分
休み
会期中無休
クリエイター在廊

3/19(土)、26(土)、4/2(土)、9(土)
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
tel 052-774-5599
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
L gallery
住所
〒465-0024 愛知県
名古屋市名東区本郷 1-43 The Apartment LiF F-1
最寄り駅
本郷
電話番号
052-774-5599

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

小栗沙弥子は岐阜県出身。これまで国内外で作品を発表、あいちトリエンナーレ2010にも招聘されました。
愛知県美術館が美術品等取得基金(第三弾)にて購入した64作品の内、小栗作品が20点コレクションされており、同美術館での「2021年度第3期コレクション展 令和3年度新収蔵作品展」で展示されていたのも記憶に新しいところです。

以下DMより)
 かつて日本画を学んでいたが現在、絵は描いていない。もちろん描くことは好きなのだが、素材の道理に自分を時間を合わせなければならない、単にそれを楽しめるタイプではなかったからだ。以来、菓子の包み紙や服のタグ、人から貰ったメモであったり、街中で拾った紙くず……専門的な〝遠くにあるもの〟ではなく、身の回りで見つかる〝近しいもの〟を素材にしてきた。道具にしても、キャンバス木枠を彫り込んだ〈飾〉も彫刻刀ではなく極普通のカッターで削り出しているそうだ。

 しばらく制作していなかった<地面を壁を歩く>に見るような半立体的なコラージュ作品は2019年、ブラジルに渡り再開された。異国の地、サンパウロのどこにいるかも曖昧なままに生活する中、地図を検索し否応なく街を俯瞰する機会が増えたのがきっかけかもしれないという。対象となる何かではなく、つくるのは空間か。タイトルの通り、心のままぶらり歩いてゆくように手を動かす。「つくっているときは近く、できてしまえば遠い」とは小栗の言葉だが、完成したものを眺める時、己が迷い込んだはずの、この世ならざる路地が余りに易く俯瞰できてしまうからだろう。

 拾ったら、直ぐにつくることもできる。立体にするため先ず一つ折り、そのまましばらく傍らに放置しておくことも自由だ。近く、遠くの手仕事はじめ。そう、散歩に出かけようと腰をあげるまで。

新型コロナウイルス感染症予防対策

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● ソーシャルディスタンスを保って、ご鑑賞ください。
● 手洗い、アルコール消毒にご協力ください。
● こまめな換気を心がけております。
● 定期的にテーブル、ペン、ドアノブなどを消毒をしております。

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