開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12 月29 日-1 月3 日)
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入場料 |
有料 一般 1000円(900円)、大学生 800円(700円)、高校生以下無料 ※「フィンランド陶芸展」「マリメッコ・スピリッツ展」共通チケット ※( )内は20 名以上の団体料金 ※障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1 名まで無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
岐阜県現代陶芸美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒507-0801 岐阜県
多治見市東町4-2-5 |
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最寄り駅 | 多治見 |
電話番号 | 0572-28-3100 |
フィンランドの美術・工芸は、1900年のパリ万国博覧会で高く評価されます。万博での成功は、ロシアからの独立を目指していた民衆に誇りと自信を抱かせて建国の原動力となり、同時に手工業の活性化を促しました。このうち陶磁器に関しては、美術工芸中央学校とアラビア製陶所を舞台に様々な試みがなされ、とりわけ1932年に同製陶所
内に設立された美術部門では作家に自由な創作が許され、数々の傑作が生み出されていくこととなります。既成概念に捉われることのない自由な表現は、20 世紀中期に世界的潮流となり、また日本の工芸界にも大きな影響を与えました。本展は、日本で初めてフィンランドの陶芸を体系的に紹介するもので、黎明期から最盛期までを名作と共に辿ります。
[みどころ]
個性豊かな作家
これまで日本ではフィンランドのプロダクト・デザインが多く紹介されてきましたが、本展は芸術表現としての陶芸に焦点を当てます。フィンランド陶芸の黎明期から黄金期までを支えた個性豊かな作家たちに注目です。
うつわだけではない多彩な表現
フィンランドの陶芸は非常に多彩です。中国や日本の陶磁器に影響を受けた鉢や壺から、彫刻的な表現、さらには絵画的な表現まで、その豊かな広がりをお楽しみください。
フィンランドの歴史、文化を知る
1917年にロシアからの独立を果たしたフィンランド。フィンランド陶芸の歴史は、建国の歴史でもあります。フィンランド陶芸を通して、フィンランドの歴史や文化にも触れていただけます。
カイ・フランクなどプロダクト・デザインのスターデザイナーも紹介
すでに絶大な人気と知名度を誇るフィンランドのアラビア製陶所の日用食器。独創的な芸術作品が生み出される工房の直ぐ隣では、機能的でデザインに優れたプロダクトが誕生していました。《キルタ》を始めとする代表的な製品とそれらが生まれた背景をご紹介します。
■講演会「フィンランド陶芸の魅力(仮)」
日時:2018年11月25日(日)14:00-15:30
場所:セラミックパークMINO 国際会議場
講師:鹿児島睦氏(陶芸家)
聞き手:草刈大介氏(ブルーシープ代表)
■講演会「フィンランドという国と人、その生活とデザイン」
日時:2018年12月1日(土)14:00-16:00
場所:岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
講師:島崎信氏(武蔵野美術大学名誉教授/日本フィンランドデザイン協会理事長)
■講演会「写真家がみたフィンランド」
日時:2018年12月2日(日)14:00-15:30
場所:岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
講師:かくたみほ氏(写真家)
*講演会は全て聴講無料、要事前申込
(電話0572-28-3100 又はメールmomca2018event@gmail.com)[受付開始:10月13日(土)]
■ギャラリートーク
各回14:00-15:00 *要観覧券、事前申込不要
2018年11月18日(日)・12月9日(日)
2019年1月13日(日)・2月17日(日)
同時開催:マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン
主催:岐阜県現代陶芸美術館
共催:中日新聞社
特別協力:コレクション・カッコネン
協力:有限会社スコープ、アラビア、イッタラ
協賛:大日本印刷、フィンエアー、フィンエアーカーゴ
後援:フィンランド大使館、フィンランドセンター
企画協力:S2株式会社
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