カタストロフと美術のちから展

オノ・ヨーコ 《色を加えるペインティング(難民船)》 1960/2016年 ミクスト・メディア・インスタレーション サイズ可変 展示風景:「オノ・ヨーコ:インスタレーション・アンド・パフォーマンス」マケドニア現代美術館(ギリシャ、テッサロニキ)2016年
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    会 期
    20181006日 -  20190120
    開催時間
    10時00分 - 22時00分
    火 17時00分まで  2019年1月1日(火・祝)は22時00分まで
    ※いずれも入館は閉館時間の30分前まで 
    休み
    会期中無休
    入場料
    有料
    一般1800円、学生(高校・大学生)1200円、子供(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1500円 ※表示料金に消費税込 ※本展のチケットで展望台東京シティビューにも入館可{スカイデッキを除く) ※スカイデッキヘは別途料金がかかります
    作品の販売有無
    展示のみ
    子連れ
    この情報のお問合せ
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    森美術館
    住所
    〒106-6150 東京都
    港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
    最寄り駅
    六本木
    電話番号
    03-5777-8600(ハローダイヤル)

    詳細

    展覧会内容

    先行き不透明な混沌とした時代に、アートだからできること
     森美術館は、2018年10月6日(土)から2019年1月20日(日)まで、六本木ヒルズ・森美術館15周年を記念して、「カタストロフと美術のちから展」を開催します。
     東日本大震災やアメリカ同時多発テロ、リーマンショックなど世界各地で絶えず発生するカタストロフ。多くのアーティストがこのような悲劇的な災禍を主題に、惨事を世に知らしめ、後世に語り継ごうと作品を制作しています。その私的な視点による記録は、マスメディアの客観性を重んじる記録とは異なり、多勢の世論の影に隠れて見えにくくなったもう1つの事実を私たちに提示します。そこにはまた、社会の矛盾や隠蔽された間題の可視化を意図するものや、個人的な喪失や悼みを表現するものもあります。
     カタストロフは私たちを絶望に追い込みますが、そこから再起しようとする力は想像力を刺激し、創造の契機となることもまた、事実なのではないでしょうか。東日本大震災以降、国内外の数多くのアーティストか復興・再生への願いを込めて理想や希望を描き、より良い社会のために新しいヴィジョンを提示しようと試みています。
     戦争やテロ、難民間題や環境破壊など、危機的な間題が山積する今日において、美術が社会を襲う大惨事や個人的な悲劇とどのように向き合い、私たちが再生を遂げるためにどのような役割を果たすことができるのか。本展は、負を正に転する力学としての「美術のちから」について注目し、その可能性を問いかけます。

    [展示構成]
    セクションⅠ
    セクションⅠでは、地底、津波などの天災や事故や戦争といった人災から、個人的な悲劇を表現した作品までを幅広く紹介しながら、「美術が惨事をどのように描いてきたのか」に焦点を当てます。惨事を扱った作品と一言で言ってもその手法はさまざまで、写実、フィクション、極端な抽象化など多岐に渡ります。また、2008年の世界金融危機を引き起こした現代のグローバル化したバーチャルな資本や、福島の原子力発電所事故などに見られる放射能汚染など、目に見えない脅威を可視化する作品も含まれます。惨事を美やユーモアを混じえて表現することかできる美術の特性に触れながら、作家が惨状や恐怖をどのように記録・再現し、他者と共有して未来に語り継ごうとしているのかについて考察します。

    セクションⅡ
    セクションⅡでは、破壊から創造を生みだす「美術のちから」を紹介します。大惨事や悲劇は私たちを絶望へと突き落としますが、その一方で惨状が作家の作品制作の契機となることも事実でしょう。アーティストの豊かなイマジネーションによって制作された、再生、復興、より良い社会が表現された作品は、私たちに理想の未来について考える想像力を与えます。
    美術は、医学と異なり大惨事に対しての即効薬にはならないかもしれませんが、代わりに社会に対する長期的な治療薬となりえるのではないでしょうか。希望のメッセージを伝達するものや、抑圧に対する団結のためのツールとして機能するもの、チャリティとして経済的な貢献をするもの、傷ついた心を癒すものなど、美術にはさまざまな力があります。このような美術が持つ、負を正に転する「ちから」に注目し、その可能性を問いかけます。

    出展アーティスト・プロジェクト
    シヴァ・アフマディ
    アイ・ウェイウェイ(艾未未)
    ミロスワフ・バウカ
    坂 茂
    ミリアム・カーン
    CATPC&レンゾ・マルテンス
    シェバ・チャッチ
    Chim↑Pom
    トーマス・デマンド
    クリストフ・ドレーガー
    藤井 光
    フェリックス・ゴンザレス=トレス
    畠山直哉
    モナ・ハトゥム
    平川恒太
    トーマス・ヒルシュホーン
    堀尾貞治
    ハレド・ホウラニ
    ホァン・ハイシン(黄海欣)
    HYOGO AID '95 by ART(※)
    池田 学
    アイザック・ジュリアン
    ヒワ・K
    加藤 翼
    オリバー・ラリック
    エヴァ&フランコ・マッテス
    宮島達男
    宮本隆司
    オノ・ヨーコ
    ジョルジュ・ルース
    カテジナ・シェダー
    ヴォルフガング・シュテーレ
    ヘルムット・スタラーツ
    スウーン
    高橋雅子(ARTS for HOPE)
    武田慎平
    田中功起
    ジリアン・ウェアリング
    米田知子
    ムハマッド・ウチュプ・ユスフ

    (※)「HYOGO AID '95 by ART」参加作家
    赤潮川原平、靉謳、堂本尚郎、細江英公、今井俊満、加納光於、菊畑茂久馬、草間彌生、李禹煥、前田常作、森山大道、元永定正、中西夏之、奈良原一高、野田哲也、岡本信治郎、篠原有司男、白髪一雄、高松次郎、東松照明、山田正亮、横尾忠則、吉原英雄

    主催・協賛・後援

    主催:森美術館
    企画:近藤健一(森美術館キュレーター)

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