光と鬼 横須賀功光(Noriaki Yokosuka)

A Case of Exposure 光銀事件 1989
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    会 期
    20180927日 -  20181117
    開催時間
    11時00分 - 19時00分
    土曜日18:00まで
    休み
    日・祝
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    EMON PHOTO GALLERY
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    EMON PHOTO GALLERY
    住所
    〒106-0047 東京都
    港区南麻布5-11-12 togoBldg, togo Bldg. B1
    最寄り駅
    広尾
    電話番号
    03-5793-5437

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    生涯をかけて心眼を冷徹に磨いた横須賀功光。
    晩年、全てのネガに鋏を入れてこの世を去った
    氏のオリジナルプリントを展覧致します。

    9月27日より、写真家・横須賀功光の初期から晩年に至るオリジナル・プリントに中から、特にソラリゼーション作品を集めて展覧会を開催致します。
    横須賀功光 Noriaki Yokosuka (1937-2003) 横浜生まれ、日大芸術学部写真学卒。学生時代から資生堂の仕事を手掛けて頭角を現し、卒業後はフリーとなって活躍。資生堂のポスターは次々と反響を呼んで瞬く間に広告写真の金字塔を打ち立て、その後も飛ぶ鳥を落とす勢いでファッションフォト、シリアスフォトを先駆していきました。「俺がはじめて嫉妬した写真家だった」と当時電通にいた荒木経惟氏が言うように、誰も真似ができない写真を撮る早熟の天才だったのです。華々しい広告の世界で名声を上げ羨望されたのは、次元を超えて写真と向き合おうとする横須賀の執念に他なりません。特に、肉体について横須賀は魔術的と言えるほど関心があったことは、彼が残した数多くのプライベートワークで知ることができるのです。光の探求、肉体への執着、またソラリゼーションを駆使した技法など、その実験的な写真行為は広く公開されることなく、氏が世を去るまで続けられました。

    本展では、1964年から98年にかけて制作されたシリーズ作品の中から、初期のShafts『射』 、Optics『檻』、中期のA Case of Exposure『光銀事件』、また長らく発表の機会が無かった晩年の「マン・レイオマージュ」の貴重なオリジナルプリントをご紹介致します。生涯をかけて心眼を冷徹に磨き、常に新しい事に挑んだ横須賀功光。死を意識した晩年には全てのネガに鋏を入れ、数えるほど僅かなオリジナルプリントが残されました。本展はその貴重な作品から選りすぐり、未発表作品を交えて展覧致します。

    横須賀功光 Noriaki Yokosuka
    1937年11月26日、神奈川県横浜市に生まれる。
    1956年日本大学芸術学部写真科入学。
    1960年日本大学卒業と同時に、フリーのカメラマンとして資生堂宣伝部の一員として活躍をはじめる。このころからファッション写真を手がけ、服飾デザイナー三宅一生氏に会う。
    1982年日本人初のイタリアンヴォーグ、ドイツヴォーグ、フレンチヴォーグのフリーランススタッフカメラマンとなる。
    2003年1月14日死去

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