菅野麻衣子 「漂流ページ」

菅野麻衣子 「漂流ページ」
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    会 期
    20181005日 -  20181014
    開催時間
    12時00分 - 19時00分
    最終日18時00分まで
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    AL
    情報提供者/投稿者
    AL
    開催場所
    AL
    住所
    〒1500022 東京都
    渋谷区恵比寿南3-7-17-1F
    最寄り駅
    代官山
    電話番号
    0357220392

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    少女たちをメインモチーフにしながら、私たちの日常と空想の行間に横たわっている微妙な情感を
    丁寧な筆使いで描き続けているのが、菅野麻衣子氏です。
    絵の人物たちは子どものような身体バランスを持ちますが、それらは菅野氏自身の分身のようであり、
    老若男女問わず共感できる一人芝居を演じて魅了するように見るものの心へ入り込んでいきます。
    絵のシーンの前後に長い物語性が感じられ、深読みしたくなるディテールが満載。
    アクリル絵具によるオーソドックスで鮮烈な塗りと、見るものをワクワクさせるカラー設計、
    そして着想豊かな構図の掛け合わせにより比類のない世界観を構築しており、
    また濃淡の使い分けだけで魅せる細やかな鉛筆画も大人気です。

    仙台を拠点に国内外で活発に作品発表を続ける一方で、
    ロックバンド「Brian the Sun」の数々のCDカバーでも知られるなど、
    広告や商業デザインに近接する分野でも彼女の才能は高く評価されています。
    2018年には「遠野物語」のオシラサマの物語を独自の解釈で再構成した絵画で、
    佐々木喜善賞を受賞。ますます注目度を高めているところです。
    本展は、菅野氏にとって2年ぶりとなる東京での個展です。
    「アンデルセン童話」「グリム童話」「遠野物語」などのストーリーからインスパイアを受け、
    それらの断章と作者自身のイマジネーションの交錯をテーマにした新作をメインに、
    大小の作品約25点を展示いたします。
    「本からページが抜け落ちてどこかに漂っていくように、絵の世界を膨らませてみたい」
    との意欲がタイトルに。
    アクリル画や鉛筆画に加え、それらを混合させた新しいタッチのシリーズも披露いたします。
    また、自作カレンダーやオシラサマブローチなどの新作雑貨類も紹介・販売いたします。

    プロフィール | 菅野麻衣子 (かんのまいこ) 画家
    1983年、宮城県生まれ。2006年、東北生活文化大学生活美術学科を修了。以後、精力的に作品制作と国内外での
    展示活動を展開中。ロックバンド「Brian the Sun」のCDジャケットや仙台市交通局のICカード乗車券「イクスカ」
    の券面デザインでも知られる。近年の個展に「あの子の家には屋根がない」(2017年、dmoarts)、「ダイアモンド」
    (2018年、仙台三越 アートギャラリー) など。2018年、佐々木喜善賞(遠野文化奨励賞)を受賞。
    http://maikokanno.jp/

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