EDENDORDORADO ― 楽園の物音―  HAMADARAKA

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会 期
20180831日 -  20181115
開催時間
11時30分 - 21時00分
休み
不定休
入場料
無料
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
DIESEL ART GALLERY
情報提供者/投稿者
開催場所
DIESEL ART GALLERY
住所
〒150-0002 東京都
渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
最寄り駅
渋谷
電話番号
03-6427-5955

詳細

展覧会内容

現実と夢の狭間に見え隠れする鮮彩なユートピア
神秘的ないきものたちの饗宴を描く
東京を拠点に国内外で活躍する双子のアートユニット、HAMADARAKAの初大型個展

DIESEL ART GALLERYでは、2018年8月31日(金)から11月15日(木)の会期で、双子のアートユニット、HAMADARAKA(ハマダラカ)の国内初大型個展「EDENDORDORADO(エデンドルドラド) ―楽園の物音―」を開催いたします。
HAMADARAKAは、夢、温度、湿度、記憶に残った図像、言葉の響き、ノイズなどの、身の回りの存在を五感で捉え、サンプリングすることによって作品を制作しています。
本展では、「432Hz」、「440Hz」という象徴的な二つの周波数の間の値であり、HAMADARAKAが共鳴した波長「434Hz」をテーマに、その振動により目覚めた生き物たちが織りなす「楽園」を描いたペインティング作品約30点と、ギャラリー空間に浮遊する立体作品からなる、未発表新作のインスタレーションを展覧いたします。
二人が阿吽の呼吸で生み出すその「楽園」には、光や水の効果により、暗闇に浮かび上がるホログラムのように巨大な植物が茂り、透き通った体の生き物がうねるような曲線で走りぬけます。
また、爆音と静寂の旋律により、ブロッケン現象のように生き物が虹色の閃光を放ち、不思議で神秘的な「ものたち」が数多く生息します。

それらが嬉々として、また時におどろおどろしく交ざり合う姿は、一見すると遠い空想世界のようでありながら、しかし、個々の愛嬌のある表情や生き生きとしたポーズは、鑑賞者に不思議な親近感と既視感を与えます。
「ものたち」が発するノイズによって浮遊し、昼と夜、内と外、この世とあの世、夢と現実が混ざりあうその「楽園」は、「そもそも自分は何者であるのか、どこにいるべき存在なのか」という問いを、多角的な視点から私たちに投げかけています。
会場では展示作品をはじめ、作品をモチーフにしたピアス、リング、マルチフレグランスなどの展覧会限定オリジナルグッズも販売いたします。また、会期中の10月27日(土)18:00-19:00 には、DIESEL ART GALLERYにてアーティストの伊藤桂司氏と河村康輔氏をゲストに迎え、トークイベントを開催いたします。

ARTIST STATEMENT:
喉が寄り添った真夜中に
夢をなめたへびたちが 虹色の鼓膜に頬ずりをした

黄金色に溶けだした 揺れるミバショウの心音
浮化したばかりの雷の足音
碧い昼間に振動する マルハナバチたちの透明な羽音

瞼がやけどするほどの水面に 踊るアナナスの香り
暗闇に耳鳴りのように点滅する植物たちを横目に
虹色の螺旋の毛並みを轟かせ 
434Hzの閃光に 血管たちが微笑した 

EDENDORDORADO EDENDORDORADO
わたしたちの浮遊する楽園へ
※ミバショウ=バナナ、アナナス=パイナップル

今回のテーマは、周波数「434Hz」の旋律により目覚めた生き物たちが織りなす「楽園」。
周波数「434Hz」は、私達人間の心臓に調和するとされている「432Hz」と、基本音とされているが人々を興奮させ、攻撃性を起こさせる音階とも言われている「440Hz」の間に存在します。
1mmの光をあてることで、眠っている感覚を呼び起こすかのように浮かび上がる旋律的な楽園。
すべての音、色、光は息する生き物であるように思います。
その生き物たちが発する物音=いま私達に聴こえている“楽園の物音” が、たくさんの人の眠っている小さな何かを呼び起こすきっかけを創ることができたら嬉しいです。
( HAMADARAKA 有園絵瑠,絵夢 )

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