阪本トクロウ展「交差点」

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会 期
20110903日 -  20111001
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日・月曜・祝日休み
夏季休業:8 月7 日 - 8 月15 日
この情報のお問合せ
GALLERY MoMo Ryogoku
Tel 03-3621-6813
Fax 03-3621-6814
情報提供者/投稿者
開催場所
GALLERY MoMo Ryogoku
住所
〒130-0014 東京都
墨田区亀沢1-7-15
最寄り駅
両国
電話番号
03-3621-6813

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 阪本トクロウは1975 年山梨県生まれ、1999 年東京藝術大学美術学科絵画科日本画専攻卒業、作家本人に適した画材として選択された麻紙とアクリル絵の具により、作家が生きる日常的で身近な風景を必要最小限の要素で構成し、描き出します。
 描かれた風景は余分な要素を捨象し、具象作品でありながら、どの人にも見たことのある風景として印象付けられ、その風景を共有し共感を抱かせます。描かれる風景に人物は登場せず、物としての風景が描かれるばかりですが、そこに見られる作家の眼差しは深く、抽象性が高いにも関わらず、それぞれの物の持つ息遣いさえ感じさせられ、そこに描かれない人の気配を読み取ることが
できるほどです。
 作品には静謐な空気感が漂い、時として描かれる広い空間は何もないが故に多くを語り、無の境地に至る作家の思索の痕跡が画面に込められているかのように、存在の根源に迫る内容を持っていると感じられることもあります。
作家は、作品が見る人の記憶にある風景と交差するように描かれていると語っていますが、ギャラリーの場がその作品を通して、作家と鑑賞者との交差点になることを願っています。今展でも大作を中心に20 点前後の構成による展示を予定しています。皆様のご高覧をお待ちしています。

目の前にある作品を眺めながらそこに鑑賞者が今まで見てきた記憶の中にある風景と交差するようなものになるように作っています。
過去と現在が交差する地点。私が生きてきて得た情報と他者が生きてきて得た情報は違いますが、その関係性を考え理解し、見えないものを
視覚化できたら良いと思っています。
構造を見るということと物事の関係性を見るということといえます。
作品は具象的なものになっていますが、ある性質、共通性、に着目しそれを描きだすということから抽象的なものにもなっています。
2011 年 阪本トクロウ

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オープニングレセプション:2011 年9月3 日(土)18:00 - 20:00

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