開催時間 |
11時00分 - 18時30分
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休み |
日・月・祝
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入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
FUMA CONTEMPORARY TOKYO
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0042 東京都
中央区入船1-3-9 長崎ビル9F |
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最寄り駅 | 八丁堀 |
電話番号 | 03-6280-3717 |
戦後日本の前衛美術の中で、「もの派」の先駆的作品を残し、絵画表現で実像と虚像を追及し続けた吉仲太造。
河原温に紹介された瀧口修造の勧めで1955年初個展を開催する。その後、岡本太郎の呼びかけに応じて美術家の国際交流と連帯をめざしたアートクラブに参加したほか、河原温、池田龍雄、芥川紗織らと交流、活動を共にしている。60年代初頭には、新聞紙の株式欄、不動産欄、などを抽象的構成のコラージュにし、資本主義経済生活のデス・マスクを表現した作品シリーズを発表。その後、重度のうつ病を発症している。闘病の痛苦の中、生み出された露出過剰な写真のような細密描写の作品群、無彩色のキャンバスにシルクスクリーンを用いた静物の映像を浮かび上がらせる≪病と偽薬≫シリーズ、描くことではなく、出現させる独特の手法を取った白い絵画作品へと移行していった。
文京アートはこれまで、56歳の生涯で作風を変遷させながら戦後美術を生きた吉仲太造の世界を継続的に紹介してきました。今展では、1960年代から1980年代の大作を中心に回顧いたします。
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