金谷美術館流 南総里見八猫伝(はちにゃんでん)

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会 期
20180909日 -  20181224
開催時間
10時00分 - 17時00分
入館は16時30分まで
休み
火・水
入場料
有料
一般800 円、中高生500 円、小学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方 無料  ※団体料金あり(20 名様以上で1 割引)
この情報のお問合せ
金谷美術館
情報提供者/投稿者
開催場所
公益財団法人 金谷美術館
住所
〒299-1861 千葉県
富津市金谷2146-1
最寄り駅
浜金谷
電話番号
0439-69-8111

詳細

展覧会内容

 千葉県南房総にある鋸山(のこぎりやま)は今や年間登山客が70万人を超え、外国人が訪れたい日本のディープな場所『Deep Japan』でNo.2に選ばれた国内のみならず海外からも注目を集める人気のスポットです。
 その鋸山の麓、金谷地区は古くから文人墨客が訪れた地であり夏目漱石や正岡子規、東山魁夷などが制作のインスピレーションを得てきました。また、千葉県南房総地域は江戸時代後期の戯作家で「南総里見八犬伝」で知られる滝沢馬琴が物語の舞台に選んだ地であり、芸術的な香りのする場所でもあります。
 この度の企画展ではそのような芸術的な風土とネコとのコラボレーションで「南総里見八犬伝」にかけて「南総里見八猫伝(はちにゃんでん)」と銘打って金谷美術館らしいネコづくしの展覧会を開催します。
 出品作家には、カオデカクンで人気のエサシトモコと南房総出身のイラストレーター山口マオの他、千葉県匝瑳市にある猫の美術館としても知られる松山庭園美術館の協力のもと「猫ねこ展覧会」出品の作家、コノキ・ミクオ、井上瑞穂、加悦雅乃、小平めぐみ、花澤三津子、春野由紀をご紹介します。この他、浮世絵師で猫好きで知られる歌川国芳が描いた「南総里見八犬伝」の登場人物、八犬士の浮世絵作品などを展示します。

[出品作家]

エサシトモコ
エサシトモコは東京藝術大学彫刻科を卒業後、大学院にて保存修復を学びます。ギャラリーなどで数々の個展を開催。近年はテラコッタ製の立体彫刻「カオデカクン」が人気を博しています。ふてぶてしい表情と変幻自在のコスチュームに身を包んだカオデカクン(猫の置物で大きいものから小さいものまで)は猫好きにはたまらない愛嬌があります。今回の展覧会では南総里見八犬伝に合わせて8体の猫(八犬伝バージョン)を制作。歌川国芳の浮世絵八犬伝へのオマージュを込めたイラストも同時に展示。

山口マオ】
山口マオは南房総市千倉出身、高校は鴨川にある美術部の盛んな長狭高校(顧問の本城正さんは洋画家、藤島武二に師事)。東京造形大学絵画科在学中にイラストを始め、1987年「イラストレーション」誌でザ・チョイス年度賞に入賞するなど若くしてイラストレーターの道を歩み始めます。
この頃に誕生したのが「マオ猫」と呼ばれるシュールで奇想天外なキャラクター。小さい頃から猫が好きで、大学時代には何匹もの猫を飼育。そんな猫との共同生活から、猫と人間が逆転したような発想の絵が生まれたという。山口マオのイラストは、猫が人間を散歩に連れていくなど、滑稽さを漂わせつつシニカルで人間を風刺するような表現が特徴です。また、出品予定の絵本「ねこでんしゃ」は海辺の町を走る電車が舞台であり、お年寄りから子供まで楽しめる内容となっている。

松山庭園美術館「猫ねこ展覧会」出品の猫作家
松山庭園美術館は作家コノキ・ミクオ氏のアトリエを公開したものですが、美術館の中には本物のネコがいっぱい。来館者に憩いのひと時を与えています。そんなネコの美術館としても知られる松山庭園美術館では毎年、ネコを題材とした展覧会が開催され、第15回目の今年は全国から応募された190人の猫作家の作品350点が展示されました。(会期2018年4月20日~7月29日)金谷美術館では、その中から井上瑞穂、加悦雅乃、小平めぐみ、花澤三津子、春野由紀とコノキ・ミクオ氏を合わせた6名の作品を展示します。

コノキ・ミクオ(美術家)
千葉県匝瑳市にアトリエを併設した美術館をもつ。具象や抽象、平面や立体といったジャンルにとらわれず、生命賛歌を歌い上げる作家。大の猫好きとしても知られる。

井上 瑞穂(切り絵作家)
紙を切るという制作工程の切り絵、そこに命を吹き込む作家。絵筆を使う油絵や水彩画とは違い、デザインナイフで切り出す紙片の面白味と芸術性が楽しめる。

加悦 雅乃(猫作家)
日本伝統の美を現代に活かす父の影響から、幼い頃より猫を題材とした作品を発表。猫作家として独自の道を歩む。

小平 めぐみ(猫作家)
学生時代は美術部に所属していたが、卒業後は絵画とは全く無縁の社会人生活。30歳を過ぎたころからいろいろな縁が重なり、大好きな猫をテーマに絵を再開。

花澤 三津子(猫作家)
愛する猫を描くのが楽しくて、猫ばかり描いていたら、いつの間にか猫作家と呼ばれるようになっていた。松山庭園美術館にて個展開催。

春野 由紀(水墨画家)
1990年に発足した青山会にて中国人画家に伝統的水墨画を学ぶ。基礎技術の鍛錬と共に、最新の手法も取り入れた現代水墨画を制作。

歌川 国芳(浮世絵師)
江戸時代末期の浮世絵師。無類の猫好きとして知られ、常に数匹の猫と暮らしていた。ユーモアと斬新な構図が特徴。八犬伝の浮世絵も制作。

関連情報

■山口マオ+エサシトモコ ギャラリートーク
 日時:2018年10月14日(日)13:30~(13:00受付開始)
 場所:金谷美術館展示室
 料金:無料(ただし別途、観覧料をいただきます)
 申込み:事前予約制(当日も可)定員40 名
  ~ギャラリートーク後、懇親会を予定しています~
  時間:トーク終了後から16:30 まで(金谷美術館にて)
  料金:1,000 円
  お申込み:(前日までに電話かメールで申込み)

■ジュゴンボーイズ クラシックコンサート
 チェロとチェンバロによる二重奏
 日時:2018 年10 月21 日(日)13:30~(13:00 受付開始)
 場所:金谷美術館
 料金:2,500 円(当日観覧料を含む)定員50 名
 申込み:事前申込制(前日までに電話かメールで申込み)

主催・協賛・後援

主催:公益財団法人 金谷美術館
後援:富津市/富津市教育委員会/NPO法人nekonoko

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