特別展「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」

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会 期
20181027日 -  20181224
開催時間
10時00分 - 18時00分
金・土曜日は20時00分まで
入場は閉館の30分前まで
休み
月曜日(ただし12月24日〔月・振替休日〕は開館)
入場料
有料
一般1,300円(1,100)円、大学生900(700)円、70歳以上650(550)円 ※高校生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金。前売券は8月26日から10月26日まで販売。70歳以上は前売なし。 ※障がいのある方(70歳以上を除く)は各当日料金の半額、その介護の方1名は無料。※大学生、70歳以上の当日券の購入および障がい者割引の適用には証明が必要。割引を受けられる方は、会期中に美術館窓口で観覧券をお買い求めください。 ※県美プレミアム展は別途観覧料が必要(本展とあわせて観覧される場合は割引あり)。
展覧会の撮影
不可
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
兵庫県立美術館
情報提供者/投稿者
開催場所
兵庫県立美術館
住所
〒651-0073 兵庫県
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 [HAT神戸内]
最寄り駅
岩屋
電話番号
078-262-0901

詳細

展覧会内容

 レイモン・サヴィニャック(1907-2002)はフランスを代表するポスター作家です。《牛乳石鹸モンサヴォン》(1948/50年)に代表されるように陽気でシンプルな彼の作品は、それまでの伝統だった装飾的な要素を排したことでポスターの様式を一新しました。「どのようにメッセージを届けるか」という永遠の課題に対して彼が出した答えは、商品に人や動物のモチーフを組み合わせ、明快な造形と色彩によって視覚的なインパクトを与えることでした。さらに、彼が生まれ育ったパリに息づくユーモアとエスプリが加わり、人々を一瞬で虜にする不思議な魅力が生まれています。身近な食料品や日用品からシトロエンやダンロップ、ティファールなど実に多様な広告を担ってきたサヴィニャックのポスターは、パリにとどまらず世界中の人々に今日もなお愛され続けています。
 本展覧会は、ポスターと合わせて原画や関連作品も展示することでサヴィニャックの仕事を多角的に捉えようと試みるものです。中でも、パリの街角を賑わせた巨大なポスター群は私たちに新鮮な驚きを与えてくれるでしょう。そうした街中の様子を捉えたロベール・ドアノー(1912-1994)や木村伊兵衛(1901-1974)の写真からは、20世紀フランスという時代と場所の空気も伝わってきます。道行く人々の心を躍らせ、街を彩ったポスターの役割に思いを馳せながら、それらを魔術師のように操ったサヴィニャックの世界をご堪能ください。

レイモン・サヴィニャック略歴
1907 年 11 月6 日パリに生まれる。
1920 年 中学では商業科のクラスに入るがそこでの勉強を好きになれない。自転車競技に夢中になるもチャンピオンになる夢はあきらめる。
1923 年 STCRP(パリ地域公共交通公団)の図案画工となり、夜学で工業デザインを学ぶ。
1925 年 ロベール・ロルタックの広告アニメーション映画工房に入社。
1929 年 1 年半の兵役を終えてロルタックのスタジオに戻る。ポスターデザインを試みながら数年の間取るに足らない仕事を続ける。
1933 年 大胆にもアリアンス・グラフィック社を訪ね、A. M. カッサンドルに自分の作品を見せたところ、その場で彼のアシスタントになった。 サヴィニャックの経歴の最初の転機となる。
1938 年 モンルージュのドラジェール兄弟印刷所にポスター下絵師・図案家として入社。
1939 年 第二次世界大戦宣戦布告と同時に召集される。
1940 年 従軍休暇中、マルセル・メルシエと結婚。独仏休戦協定が結ばれ、サヴィニャックはパリに復員する。
1942 年 広告コンソーシアム社(ロレアル社傘下の広告代理店)のプロデューサー、ロベール・ゲランと出会う。
1944 年 広告コンソーシアム社の仕事をしながら、広告会社アルジャンヴィックとも仕事を始める。
1947 年 広告コンソーシアム社を解雇される。
1948 年 旧知のベルナール・ヴィルモと再会。ヴィルモは行き場のないサヴィニャックを自分のアトリエに誘う。
1949 年 ヴィルモと二人展を開催し、大きな成功を収める。この展覧会でロレアル社を創設したウージェーヌ・シュレールはモンサヴォン石鹸の牝牛を発見し自社の広告に採用、サヴィニャックはポスター作家として真のデビューを果たす。
1950-60 年代 サヴィニャックの最も有名な作品が次々と生まれたのは50 年代と60 年代。60 年代の終わりには広告代理店好みの写真ポスターに押しやられる形で手描きポスターは衰退の一途をたどる。サヴィニャックの活動もその影響を受けるが、それでも多くのポスターや他の仕事も手掛ける。
1981 年 「前へ、シトロエン!」キャンペーンの注文を受ける。1984 年まで続いたこの仕事が、サヴィニャックの最後の商業的な大成功となる。
1982 年 妻と共にノルマンディー海岸のトゥルーヴィル=シュル=メールに移住。この街で皆に大歓迎され充実した晩年を過ごす。地元からフランス国内外からそして日本から仕事の依頼は途切れることがなかった。大小様々なサヴィニャックの展覧会が次々に開催される。
2002 年 10 月29 日、町の英雄としてトゥルーヴィルで皆に惜しまれながら亡くなった。

関連情報

■記念講演会「レイモン・サヴィニャックの足跡をたどって」
 講師:ダニエル・コスト=ランバール氏(映画監督) 10 月27 日(土) 
 ドキュメンタリー映画「街路の人サヴィニャック」の監督であり、本展でもその映像が上映されるコスト=ランバール氏に、間近で見たサヴィニャック像についてお話をしていただきます。

■記念講演会「レイモン・サヴィニャック:そのアイデアとユーモア」
 11 月25 日(日)
 講師:植木啓子氏(大阪新美術館建設準備室 研究副主幹)
   デザインがご専門で2005年の「レイモン・サヴィニャック展」(サントリーミュージアム天保山)を担当された植木氏に、専門家の目で見たサヴィニャック作品の魅力についてお話しをしていただきます。

いずれもミュージアムホールにて午後2 時より(約90 分) 聴講無料(定員250 名、要観覧券)「芸術の館友の会」会員優先座席あり
 
■学芸員による解説会
 11 月17 日(土)、12 月1 日(土)いずれも午後4 時~(約45 分) レクチャールームにて
 聴講無料(定員先着100 名)

■ワークショップ「はじめてのリトグラフ」
 関西を拠点にリトグラフの制作・展示・ワークショップなどの活動を行う4人組のグループLighter but Heavier(LbH)からおふたりを講師に迎え、リトグラフについてのレクチャーや簡単な制作体験を行います。初心者の方もぜひご参加ください。
 講師:衣川泰典氏、田中栄子氏(LbH)
 12月8日(土) 午後1時~(約4時間)
 アトリエ2(定員20名・要事前申込、応募者多数の場合は抽選) 対象:小学校4年生以上
 参加費:1,500円 申込み方法:詳細は、以下参照。 12月1日(土)申込締切。

■ワークショップ「ダンロップものづくり教室:まわって 起き上がる 不思議なロボットを作ろう」
 メカ工作キット「スクローラーⅡ」をつくります。図面をたよりに、倒れてもひとりでに起き上がるロボットを組み立ててみましょう。
 講師:NPO 団体コアネット 協力:住友ゴム工業株式会社
 12月15日(土) 午後2時~(約2時間)
 アトリエ2 にて(定員30名・要事前申込、応募者多数の場合は抽選)
 対象:小学校5年生以上 申込み方法:詳細は、以下参照。12月8日(土)申込締切。

 ワークショップの申込み方法:当館ホームページのサヴィニャック展関連イベントページより、申込み専用フォームに必要事項を入力のうえ、送信してください。

■ミュージアム・ボランティアによる解説会
 会期中毎週日曜日 午前11時~(約15分) レクチャールームにて 聴講無料(定員先着100名)

■おやこ解説会
 11月10日(土) 午後1時半~(約1時間)
 レクチャールームにて 聴講無料(定員先着20組・要事前申込)
 こどものイベント係TEL.078-262-0908(10月10日(水)午前10時より受付開始)
 ※詳しい情報は当館ホームページをご覧ください。

主催・協賛・後援

主催:兵庫県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、公益財団法人 伊藤文化財団、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会
特別協力:パリ市、公益財団法人 日本教育公務員弘済会 兵庫支部
協力:日本航空
特別協賛:大日本印刷
協賛:ライオン、損保ジャパン日本興亜、サントリーコミュニケーションズ株式会社、TKG Foundation of Arts & Culture、住友ゴム工業株式会社
助成:一般財団法人 安藤忠雄文化財団
企画協力:DNPアートコミュニケーションズ

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