開催時間 |
10時00分 - 18時00分
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休み |
期間中無休
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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子連れ |
否 (大人の方ご同伴で願います。) |
この情報のお問合せ |
加島美術 03-3276-0700 info@kashima-arts.co.jp
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-3-2 |
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最寄り駅 | 京橋 |
電話番号 | 03-3276-0700 |
昨年大好評を博した渡邊省亭の企画展が、再びやってきます。昨年に続いて2回目となる今回、ほとんどの作品が今回新たに集められたものです。日本国政府とフランス政府合同主催の「ジャポニスム2018」の公式企画として、10月から開催されるパリのギメ東洋美術館での「Meiji-Splendors of Imperial Japan.(1868-1912)(明治―大日本帝国の光彩)」への作品出陳も決まった渡邊省亭。本展は、フランスよりも一足先に日本でまとまって作品を見られる絶好の機会となります。
渡邊省亭は、往年の偉大な業績にも関わらず、日本美術史では長らく忘れ去られていました。弟子もとらず、画壇にも属さず、ひたすら画業に専念したこの孤高の絵師の作品について、近年再評価が進んでおります。明治150年、省亭没後100年の本年に生きる私達が、今こそ彼の偉大な画業への再
評価を確たるものにすべく、本展を開催するものです。
◆本展のみどころ◆
1,「十二ヶ月」十二幅対作品
一月から十二月までそれぞれの月をテーマに描いた十二幅対が勢揃いします。その格調高雅な筆致で描かれた花鳥画は、圧巻の一言です。省亭らしい清雅な美の共演に、誰しも思わず息を呑むことでしょう。
2,濤川惣助による七宝作品
省亭が描いた下絵を、流麗な工芸の形へ昇華させた濤川惣助(なみかわそうすけ)の七宝作品も展示いたします。渡邊省亭×濤川惣助といえば、いまも赤坂迎賓館の花鳥の間を瀟洒に彩る古今無双のゴールデンコンビです。
3,『1878年万博美術傑作集』
1878年に開催された第3回パリ万博の美術部門の図録『1878年万博美術傑作集』に渡邊省亭が挿絵を描いています。本展ではその貴重な傑作集の現物も展示いたします。
4,ミニ図録の販売
今回の展示作品を集めたミニ図録を販売いたします。お土産にしやすいかさばらないサイズです。
◆イベントを開催◆
1,スペシャルトークイベント
日時:2018年9月21日(金)17:30開場 18:00開始
ゲスト:明治学院大学教授、美術史家・山下裕二氏×東京藝術大学美術館准教授・古田亮氏
会場:日仏会館ギャラリー(東京都渋谷区恵比寿3-9-25 (「JR 恵比寿駅」徒歩約10分))
参加費:2,000円
※予約制
※参加者の皆様にはミニ図録プレゼント!
2,ギャラリートークセッション
日時:2018年9月23日(日)16:00開始
ゲスト:泉屋博古館分館分館長・野地耕一郎氏×アートテラー・とに〜氏×鳥博士・高橋雅雄氏
会場:加島美術
参加費:無料
※予約制
※ギャラリートークセッションの様子を渡邊省亭のfacebookページ(https://www.facebook.com/watanabeseitei/)にて、ライブ配信いたしますので、当日までにぜひページをフォローしてくださいね。
イベント参加の予約:受付窓口の加島美術まで。お電話かメールでお申し込みください。お申込みが集中する場合は抽選となります。(加島美術 TEL:03-3276-0700 MAIL:info@kashima-arts.co.jp)
◆あらためて・・渡邊省亭とは◆
幕末、嘉永四年(1851)に江戸神田佐久間町に生を受け、大正七年(1918)に東京浅草東三筋町にて没した孤高の絵師です。近代日本の黎明期からその成長と共に生きた画家と言えます。日本最初の輸出国策会社の社員として、林忠正などと共にパリに派遣された最初の日本画家です。菊池容斎や柴田是真に私淑し研ぎ澄まされた画家の江戸美意識が、ジャポニスム流行の時流に乗り、パリで冴え渡ります。彼の地ではドガやマネなど印象派の画家たちにも影響を与え、パリ万博では銅牌を受賞します。
帰国後は、七宝工芸家の濤川惣助と共に迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)の装飾にあたりました。また挿絵画家としても活動し、多くの出版物に携わっています。
企画展イベントページ
http://bit.ly/2OLWKWT
渡邊省亭Webページ
http://www.watanabeseitei.org/
https://www.facebook.com/watanabeseitei/
主催:一般社団法人日本美術継承協会
企画協力:SEI-RIN、加島美術
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、日仏会館・フランス国立日本研究所