イタリアのニューペインター、ミケーラ・ペドロン展 "August Augury - 8月の兆し"

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会 期
20180810日 -  20180902
開催時間
9時00分 - 17時00分
入場料
無料
この情報のお問合せ
蓼科山聖光寺
情報提供者/投稿者
開催場所
蓼科山聖光寺
住所
〒391-0301 長野県
茅野市蓼科高原4035
最寄り駅
茅野
電話番号
0266-67-2397

詳細

展覧会内容

イタリアのニューペインター、ミケーラ・ペドロンの個展を長野県茅野市の蓼科山聖光寺にて開催致します。

蓼科山聖光寺は、 昭和45年創建の交通安全祈願の寺として知られ、現在は奈良薬師寺長老の松久保秀胤氏が住職を務められています。お寺と現代美術は一見無関係にも思えますが、「日常を離れ、先入観に囚われない新しい気づきを得る」という根本的な目的が共通しており、洋の東西を問わず芸術に造詣が深い松久保住職の尽力によって本展は実現いたしました。

ミケーラ・ペドロンは1980年イタリア・トレントに生まれました。ヴェネチア美術学校を卒業後、現在はヴェネチア、トレントを拠点に制作を行っています。ミケーラはいくつかのモチーフを一貫したシリーズとして制作することで、現代世界を全体的に理解し描き出そうと試みています。

現代に生きる多くの人は、多すぎる情報に翻弄され、先入観により物事を判断し、本質から外れた人生を送りがちではないでしょうか。今回蓼科にある聖光寺にて個展を開催するイタリアのアーティスト、ミケーラ・ペドロンはそうした本質に気付くことの重要性を、作品を通したメッセージとして表現しています。作品には人間が作り出した両極端なイメージを持つ鹿や(神の使いとして崇められる反面、ヨーロッパではうぬぼれや、虚構のイメージも持つ)カラス(同じく神の使いと崇められる一方で、不吉な動物としてのイメージを併せ持つ)などが題材として選ばれ、描かれていますが、果たしてこれらの動物の本質は実際にはどうでしょうか? いかに固定観念によって本質から離れて、言い換えれば偏見を持って物事を捉えているかを改めて考えさせられます。

キッチュでポップな色使いで、ユーモアや皮肉を込めて世界や社会の様々な境界線を問い直し、改めて本質に目を向けることの大切さを問いかける作品を制作し続けるミケーラ。本展では初公開の新作も含め、独自の表現技法で制作された平面、立体作品が展示されます。

主催・協賛・後援

主催:蓼科山聖光寺
企画協力:ヒロ画廊

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