開催時間 |
12時00分 - 18時00分
金曜~18:30迄、最終日17:00迄 |
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休み |
月曜
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クリエイター在廊 |
有
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展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有 10,000円 ~ 200,000円(税別)
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この情報のお問合せ |
0362060811サノ
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒101-0031 東京都
千代田区東神田1-13-17 森ビル1F |
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最寄り駅 | 馬喰町 |
電話番号 | 03-6206-0811 |
「Visual contents 」と題したこの版画展は、版画という同様の形式で、視覚そして心に働きかける展覧会です。
Visual contents- 視覚の目次。Visual は、視覚の、見るための、視覚による、<像が>心に描かれたの意。
contentsとは、目次の他、本や芸術などの表現する内容、趣旨の意味です。さまざまの版種の作品をご紹介いたします。
作品は約30点の展示予定です。
大西明子
遠い日のおぼろげな記憶、浮かんでは消える断片化した心象など、今は姿の定まらない光景を、金属板という確固とした物質に刻み、形を与えてみます。これら「記憶のかけら」を手がかりに、過去の様々な出来事が改めて思い出され、それが繋がり重なりながら、さらに次の姿に昇華していけば…、そのような願いを込めて制作を続けています。
こうして造られた作品は、金属という素材がもつ耐久性に支えられ、メディアの表面を電気的になぞるだけの危うい「記録」の逆説として、代え難い「記憶」を長くとどめたいと願う私たちの思いに、永く答えてくれそうな気もするのです。
桑原佑実子
秋頃になると昔住んでいた家の庭に羽虫が集まりよく蚊柱のようなものが立ちます。
「あれはしろばんばだよ」と聞いたように記憶しています。1匹1匹が多方に飛びながらも、蚊柱一つで何か意思のあるもののように見えました。私たちも一人一人意思を持ち行動しながらも、時や空間といった何か大きな流れの中に身を置いているような気がします。私達を包括する大きな流れの正体を知ることは出来ませんが、そうした存在やその内部を円という掴み所のない形に置き換えて表現しようと思います。
京増まどか
3歳と0歳の息子がいます。
彼らのものの見方、面白いと思うもの、好きなもの…
それは私が知らなかった世界。
「これはなに?」という問いに答えていくうち、
今まで知らなかった面白さや美しさを、逆に私が教わっています。
彼らからもらったものの絵を描こう。
今回の制作のコンセプトです。
長谷川文子
咲き終わり朽ちていく花は、見頃よりなお美しく、豊かな表情をしています。
版を刷り重ねていくことで、キャンバスと自分の中に、その表情を刻み込んでいきたいと思っています。
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