開催時間 |
9時30分 - 17時00分
入館は16時30分まで |
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休み |
10月28日(日)はイベントのため、14:30-15:00の間、第4展示室鑑賞不可
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入場料 |
有料 一般1200円(1000円)、高・大生800円(600円)、中学生以下無料 ※( )無いは前売り・20名以上の団体の料金 ※要学生証提示 ※障害者手帳提示の方・介添者1名まで半額 ※視覚障害者の方も触ってご覧いただけます。 ※当日に限り、チケット提示で再入場可能です。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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子連れ |
否 |
この情報のお問合せ |
秋田県立近代美術館
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒013-0064 秋田県
横手市赤坂富ヶ沢62-46 |
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最寄り駅 | 横手 |
電話番号 | 0182-33-8855 |
「エネルギーのことを考えています。」
例えば生きものは、自身の生命を維持するために、「喰う/喰われる」ということでエネルギー変換します。現在の私たちの文化は、ハンターギャザラー(狩猟採集民)という原型を発展させてきたものです。獲物を捕り料理する、木を伐採し石を積み家にする、モチーフを集め絵画にする、部品が集積した機械もそうです。また、採集したものを解析し農耕という「生産」も生みだしました。自然界から道具を通してハンティングし人間界へ引きずる込み、それらをギャザリングし組み合わせる。しかし、こうしたハンターギャザラーの応用やカスタマイズを続けているだけでは、いつまでも「人間界へ引きずり込む」方向にのみ文化が進みます。この「原型」をいかに解体し転換できるかが、今、芸術に担わされている役目のように思うのです。
今回鴻池は、喰う動物たちの姿を描いた幅8m×高さ6mのカービング(板彫り絵画)、今年授かった毛皮と山脈の空間「ドリーム ハンティング グラウンド」などの新作を交えて、原型を揺さぶります。美術館の背後には奥羽山脈が控えています。山脈は人が定めた県境や東北という枠組みさえも取りはずし、互いに執着を捨て地形をまなざせと促しているかのようです。もはや私たちが考える観客は、人間だけではないからです。
■鴻池朋子アーティストトーク
日時:9月15日、11月24日 両日13:30-15:00(13:00より受付)
場所:当日受付にてご案内 ※24日は作家が展覧会の組み立て方をレクチャー
無料・要申し込み 8月15日から電話受付 各回先着100名
■パフォーマンス&トーク「Frozen River」
ゲスト:山川冬樹(ホーメイアーティスト) 鴻池朋子
暗闇の展示室内に狼の遠吠え、ホーメイ、語り、歌が響き渡ります。
日時:10月28日14:30-16:00
場所:5回第4展示室
※要観覧券+500円 要申し込み 8月15日から電話受付 先着50名
※当日14:30-16:00の間、第4展示室はご鑑賞いただけません
■ワークショップ「精霊のババ抜き」
講師:大山功一(ゲームデザイナー) 鴻池朋子
日時:10月27日 第1回10:30-12:00 第2回 14:00-15:00
場所:5回中央ホール
※無料・要申し込み 9月15日から電話受付 各回先着25名
■担当学芸員とABSアナウンサーによるギャラリーツアー
日時:9月30日、11月10日 両日14:00から40分程度
場所:5回中央ホール集合
※要観覧券・申込不要
主催:鴻池朋子展実行委員会(ABS秋田放送・秋田県立近代美術館)
後援:横手市、横手市教育委員会、秋田魁新報社、河北新報社、横手かまくらFM、エフエムユートピア、FMはなび