美術の中のかたち―手で見る造形 触りがいのある犬―中ハシ克シゲ

制作途中の「触りがいのある犬」に触れる
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    会 期
    20180707日 -  20181104
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    特別展開催中の金・土曜日は20時00分まで
    入場は閉館の30分前まで
    休み
    月曜日(ただし7月16日、9月17日、9月24日、10月8日の祝日・振替休日は開館、7月17日、9月18日、9月25日、10月9日の火曜日は休館)
    入場料
    有料
    一般:500(400)[300]円/大学生:400(300)[200]円/70歳以上:250(200)[150]円/高校生以下:無料
    ※( )は20名以上の団体料金/[ ]は特別展とのセット料金 ※70歳以上は一般料金の半額 ※障がいのある方とその介護の方1名は無料 ※毎月第2日曜日は公益財団法人伊藤文化財団のご協力により無料で観覧できます。 ※7月12日~ 16日は県政150周年事業 美術館・博物館無料開放事業により無料で観覧できます。
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    兵庫県立美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    兵庫県立美術館
    住所
    〒651-0073 兵庫県
    神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 [HAT神戸内]
    最寄り駅
    岩屋
    電話番号
    078-262-0901

    詳細

    展覧会内容

     兵庫県立美術館では1989(平成元)年より、作品に手で触れて鑑賞できる「美術の中のかたち―手で見る造形」というシリーズ展を、ほぼ年一度のペースで開催しています。見えない人、見えにくい人にも美術鑑賞の機会を広げる目的で始まり、回を重ねる中で様々なアプローチを通じ視覚優位の美術鑑賞のあり方そのものを問う機会ともなってきました。
     こうした展示を続けていると、「彫刻家は手でかたちを作っているのだから、彫刻には手で触れないとわからない」という声を耳にすることがあります。なるほど、しかし本当にそうでしょうか。確かに彫刻家は触覚を大事にしつつ、でも最後はあくまで目で見てかたちを決めているはずです。とはいえ、「手で見る」鑑賞が目で見る鑑賞とは別種の豊かな経験であることもまた事実でしょう。手で見てこそわかる彫刻の魅力が確かにあるとして、ではそれが一体どのようなものなのか、実は私たちはよくわかっていないようです。
     シリーズ29 回目となる今年は、中ハシ克シゲ(1955-)を出品作家に迎え、彫刻における触覚的なものとは何かという根本的問題を改めて考えます。常にユーモアを漂わせつつ彫刻の本質に斬り込む作風で知られ、近年は粘土による塑造制作に力を注ぐ中ハシが、日々触れあっている愛犬をモチーフに、視覚を遮断し、触覚だけで造形することを試みます。
     見た目を度外視した作品ゆえ、見ごたえはないかもしれません。でも、触れば確かに生き生きと感じられる、そんな「触りがいのある彫刻」は、見えない人にも、見えにくい人にも、見える人にも、きっと新鮮な驚きを与えてくれるでしょう。

    中ハシ克シゲ
    1955 年香川県生まれ 
    現在、滋賀県大津市在住
    京都市立芸術大学教授(彫刻)

     東京造形大学で佐藤忠良に彫刻を学ぶ。1980年代、身近な人物や動物をモデルにした具象的なブロンズ彫刻から出発。1990年代に入り、松や板塀など日本的モチーフを扱ったポップでキッチュな金属彫刻で注目を集める。1990年代末からは、プラモデルのゼロ戦を接写・拡大した写真プリントを貼りあわせたハリボテの戦闘機を展示・焼却するという「ゼロ・プロジェクト」を国内外で展開。近年は、自身の原点である塑造に立ちかえり、粘土による実験的な制作を続ける。何度か大きく作風を変化させつつも、明治期に西洋流の彫刻を移植した、いわば彫刻なき国・日本の彫刻とは何かを一貫して問い続けている。

    平成30年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業

    関連情報

    アーティスト・トーク+対談
    「触覚が生み出す作品とは」
     出品作家が展示作品の制作過程を紹介すると
    ともに、全国各地のミュージアムを訪れ木彫も
    手がける目の見えない人と、彫刻と触覚をめぐっ
    て対談します。
    講師:中ハシ克シゲ氏(出品作家)、
       小原二三夫氏(日本ライトハウス情報文
       化センター)
    9 月1 日(土)午後3 時-午後5 時
    当館レクチャールームにて(定員100 名)
    聴講無料
    *兵庫県立美術館「芸術の館友の会」会員優先座席あり

    主催・協賛・後援

    主催:兵庫県立美術館
    後援:公益財団法人伊藤文化財団、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、兵庫県社会福祉協議会、神戸市社会福祉協議会

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