ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信

ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信
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    会 期
    20180707日 -  20180826
    開催時間
    9時30分 - 17時30分
    入場は17時00分まで
    ※7月21日から閉幕までの金・土・日曜日および8月13日・14日・15日は20時00分まで(入館は19時30分まで)
    休み
    月曜日(ただし7月16日・8月13日は開館、7月17日・8月16日は休館)
    入場料
    有料
    一般1,300円(1,100円)、高大生800円(600円)、小中生500円(300円)
    ※( )内は前売、20人以上の団体、満65歳以上(年齢を証明できるものを提示)、外国の方(国籍の証明できるものを提示)
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    福岡市博物館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    福岡市博物館
    住所
    〒814-0001 福岡県
    福岡市早良区百道浜3丁目1-1
    最寄り駅
    西新
    電話番号
    092-845-5011

    詳細

    展覧会内容

     鈴木春信(1725?-1770)は、錦絵創始期の第一人者として知られる浮世絵師です。この展覧会では、質・量ともに世界最高の春信レクションを誇るボストン美術館の所蔵品から、選りすぐりの作品約150点を展観します。
     若い恋人たち、母と子、さりげない日常、古典主題から発想された見立絵・やつし絵など、春信は小さな画面の中に詩的で洗練されたイメージを豊かに表現しました。
     江戸の評判娘や名所を主題に取り入れたことで、錦絵の大衆化に貢献したことでも知られています。

     本展では、ボストン美術館の豊富なコレクションにより、春信の活躍の様子をほぼ網羅してご覧いただけるでしょう。同時に関連作品も展示し、この浮世絵師を育んだ時代の気風を伝えます。希少な春信の作品は、ほとんどが海外に所蔵されることから、日本国内で作品を見る機会は非常に限られています。

    プロローグ  春信を育んだ時代と初期の作品

    春信の活躍する少し前、宝暦期(1751-64)は、紅と緑色程度の簡単な版彩色である紅摺絵(べにずりえ)の時代です。この章では、展覧会の導入として、春信を育んだ時代の先行絵師たち、すなわち奥村政信(1686-1764)、石川豊信(1711-85)、鳥居清広(生没年不詳)などが残した温和で優美な画風を味わいつつ、希少な春信初期の作品を通して、その画風形成の様子を展観します。

    第1章 絵暦交換会の流行と錦絵の誕生

    錦絵は、明和期(1764-72)のはじめ、武家や裕福な商家の趣味人たちを中心に、私的な摺物である絵暦(えごよみ)の交換会(大小会)が流行したことをきっかけに誕生しました。
     よりカラフルな美しい絵暦を求めた結果、多色摺木版画技法が飛躍的に発達。売買が禁じられていた暦の文字部分や依頼者の名前を削って売りに出された版画を、江戸の誇るべき錦のように美しい絵という意味を込めて冠した名が「東錦絵(あずまにしきえ)」でした。

    第2章 絵を読む楽しみ

    春信の錦絵では、当世風俗を描く作品の中に、古典物語や故事の名場面をひそませ、鑑賞者に絵を読む楽しみを与えている作品が多くあります。このような古典から当世への置き換えを軸に、その解読と妙を楽しむという趣向を持った作品群は、見立絵またはやつし絵という用語で呼ばれています。
     春信の見立絵には、主題の原典を示す文字情報が表されることはほとんどないのですが、教養豊かな享受者は、そうであればなおさら読み解くことに楽しさを覚えたのでしょう。

    第3章 江戸の恋人たち

    春信の作品には、若い男女を描いた恋の図の名品が多く知られています。これまで先輩絵師たちも描いてきた若い男女の恋模様を、春信は更に繊細な描写によって洗練させ昇華して表現しました。

    第4章 日常を愛おしむ

    穏やかな日常、屈託無く遊ぶ子どもたちの姿など、春信は江戸の人々の日常をよく主題としています。どこにでも見られるさりげない日常が、絵の主題となり、それを購入する人が多くいたという事実にも、浮世絵の特性を感じずにはいられません。この主題傾向は、その後の浮世絵にも大いに継承されています。

    第5章 江戸の今を描く

    春信の錦絵は、比較的裕福で教養ある階層の趣味人の間で流行した絵暦交換会をきっかけに誕生しましたが、明和5年(1768)頃より、当世の興味を直接刺激するような主題を積極的に選ぶようになります。
     また江戸名所を人物の背景に描き込むことが多くなるのも、この時期の春信作品の特徴といえます。江戸のランドマークを背景とした男女の姿は、人々が真に江戸という都市への愛着を持った時代らしい息吹を伝えています。大衆の興味に応じて今の江戸を主題とする春信晩年の作品は、その後の錦絵の展開に重要な方向性を示しました。

    エピローグ 春信を慕う

    春信が急逝したのは、明和7年(1770)6月のことでした。明和6、7年頃から春信に倣う画風で錦絵を描いていた浮世絵師たちは、まだまだ春信の美人画を見たいと願う人々の気持ちに応えて、没後数年はその画風を大きく変えることなく描き続けました。
     この章では、没後もなお春信を慕う浮世絵師たちの追慕の様相を展観します。

    主催・協賛・後援

    主催:福岡市博物館、ボストン美術館、西日本新聞社、TVQ九州放送、日本経済新聞社

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