開催時間 |
12時00分 - 18時00分
休:月曜 最終日 17:00迄 |
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クリエイター在廊 |
有
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作品の販売有無 |
販売有 20,000円 ~ 500,000円(税別)
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この情報のお問合せ |
03-6206-0811
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒101-0031 東京都
千代田区東神田1-13-17 森ビル1F |
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最寄り駅 | 馬喰町 |
電話番号 | 03-6206-0811 |
記憶をたどる時に、湧き上がる感情、回想、心の動揺など、思いめぐらす記憶の中で感情が行き来する。
作家それぞれのテーマの中に、記憶が存在する。 平面作家5人の独自の手法と表現をご覧いただきたいと思います。
伊藤雅美:森・光・風・水などを描いた作品を展示します。
田中一太:写実絵画においては、制作の過程で対象の重要なエレメントを選択する。と同時に、写実すると言う暴力によって削ぎ落され、重要でないと捨象された要素は何かを自覚的に、そして微細に抽出することが必要ではないだろうか。
宮本千瑞:匂いや触覚、様々な印象など。
物心ついてからの様々な記憶が常に自分の中で大きな部分を占めている。
慣れ親しんた「描く」行為を通して、
私にはそれらの記憶をすくい上げ、確かめたいという思いがある。
それは私にとって呼吸することと同じように今ここに在ることにつながることであり、
描き続けることでその行く末を確かめたいと思っている。
藤林麻美:制作の中で画面と向き合うとき、必要な作業工程の思考とは別に、自分の記憶を漂うことがあります。
記憶の多くは、何かしらの感覚や感情と共にあります。
色、匂い、手触り、味、音。或いはもっと主観的な、漠然とした、気分の明暗など。曖昧な、言葉にならないたくさんの感覚と感情が隠れていることに気づきます。
特別なものであってもなくても、それは身体のどこかに少しずつ溜まり、ふとした瞬間に浮かんできたり、深いところに沈んで取り出しにくくなったり、溶けて個別には認識できなくなったりします。描くという作業は、身体の中からそれらの感覚や感情をすくいとって、筆を持つ現在の自分の感覚や感情を反芻し、融合すること。
そうすることによって、描くものにより近づきたい、理解したい、と考えています。
山﨑由美子:日常をきりとっての制作は、自分や自分以外の記憶のきりとりともいえるかもしれない。
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