開催時間 |
12時00分 - 20時00分
日曜のみ11:00-15:00 |
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
OギャラリーUP・S
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0061 東京都
中央区銀座1-4-9 第一田村ビル3F |
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最寄り駅 | 銀座 |
電話番号 | 03-3567-7772 |
私は、幼い頃から絵に救われてきました。感情を表現する手段が絵でした。自分の心の中にある闇に苦しみ、もがきながら描くことで自我を保ってきました。私の実家は旅館でしたが、二度の水害と火災によって、三度家を失いました。忘れたくても忘れられない記憶が残っていますが、それでも家族で力を合わせて前を向いて歩いてきました。だから、家族の想い、とくに両親への想いは私の絵に大きく反映されています。
絵で何ができるのか、観た人の心に何を残せるのかということをいつも考えています。今回、新しい試みをしました。
今まで見えないものを伝えたくて抽象画を描いてきましたが、溶けて形をなくして、また絵の中で生まれてほしい想いから、生き物たちを描きました。
今回の作品のコンセプトは、沈黙の微笑みです。
大作を含め、5cm×7cmの小さい作品からF3~6号の中くらいの作品を合わせた約13点の作品を展示予定。
アクリル、油彩を併用し、何層にも重ねた上から、半田ごてを使って溶かし、刻み込むように描いています。
多摩美術大学の頃から過去の記憶と対話するために半田ごてを使って抽象画を描いてきました。
20代までは、闇の部分を描くことが多かったですが、現在は、出会いが私を変え、光を描きたいと思うようになりました。これまでに積み重ねられた過去の記憶を掘り起こしながらキャンバスに絵を溶かし刻むことで、一生消えないであろう記憶の中に光を見出したいという思いから半田ごてを使って、光を描くようになりました。
出会いという喜びを一期一会の記憶として心に映した想いをテーマにあったかい展示にしたいと考えています。