無意味、のようなもの

無意味、のようなもの
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    会 期
    20180414日 -  20180716
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    休み
    火、ただし5月2日は開館
    入場料
    有料
    一般500円、65歳以上250円
    高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方(1名まで)無料
    作品の販売有無
    展示のみ
    子連れ
    この情報のお問合せ
    はじまりの美術館
    イベントURL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    はじまりの美術館
    住所
    〒969-3122 福島県
    耶麻郡猪苗代町新町4873
    最寄り駅
    猪苗代
    電話番号
    0242-62-3454

    詳細

    展覧会内容

    一見意味のないように思える行動やその痕跡。
    そういったものに出会うときあなたは、驚いたり、戸惑ったり、不快に思ったり、見てみぬふりをしたりしていないでしょうか。また、特定の行動を何度も繰り返したり、過剰ともいえるこだわりに執着している人がいたとしても、身近で接しているうちにだんだん気にとめなくなることも多いように思います。しかし、無意味に思えるかもしれない行動や行為の裏には、実は大切な意味や伝えたいことがあり、それはその人のひとつの表現だったりするのではないでしょうか?
    本展では、「意味があるのだろうか」と考えてしまう行為をしたり、作品を制作する作家をご紹介します。その表現は祈りのようなものもあれば、強いこだわりから生まれたもの、そして我々に考えさせるためのメッセージを込めたものなど様々です。
    本展が、「無意味」のようなものについて考え、思いを巡らすきっかけになれば幸いです。

    [みどころ]
    架空芸人、板の作品、ペットボトル……身近な素材で表現された多様な作品
    本展では、一見「なんなのだろう?」と考えてしまう作品が様々に展示されます。広告の裏に書かれた架空の芸人。一枚の板を新しい商品として捉えた作品、毎日決まったペットボトルを並べる祈りのような作品。また、言葉や日付、英単語などが所狭しと描かれた作品、薬の錠剤を舟に見立てた作品。それらは無意味な行為のように見えながら、視点を変えて見るととても大切な表現に思えます。身近な素材から生まれる多様な表現をご覧ください。

    行為としての作品も展示
    本展では一見作品と思えない行為も作品として展示します。たとえば酒井美穂子は何かを制作するわけではなく、一日中サッポロ一番の即席麺が入った袋を握りしめています。彼女の通う施設であるやまなみ工房では、その行為を彼女の表現とし、日付を貼り保管してきました。そのかかわりも含めて生まれた彼女の作品を、意味を揺さぶるものと捉え展示します。

    見るだけなく、体験できる作品
    出展作家の一人、今井さつきの作品「人間ノリ巻き」は体験者がいて完成する作品です。会期中、今井さつきが滞在しているとき、希望者はノリ巻きに巻かれ、具材になり、メニューの一つになれます。普段、美術館で寝転がったり食べ物になったりする経験は中々ないですが、思う存分作品になって楽しめます。

    無意味な行為を共有する常設ワークショップ
    展覧会会期中、カフェスペースに「こだわり掲示板」を設置します。人から見ると無意味に思える、日頃こだわっていることや、ついやってしまう癖などを来館者に記入していただき共有し合います。自分の中の無意味な行為に向き合うことで、展覧会をより深く楽しめます。

    [出展作家]
    今井さつき IMAI Satsuki
    神奈川県生まれ・在住。2011 年 東京工芸大学 卒業、2013 年 愛知県立芸術大学大学院 修了、2017年 東京藝術大学大学院 修了、現在 東京藝術大学大学院 博士後期課程 在学中。
    主な個展に「이랏샤이마세〜いらっしゃいませ〜展」(gallery bonun/韓国/2015)、主なグループ展に「TURN フェス3」(東京都美術館/東京/2017)、その他「人間ノリ巻き」ゲリラパフォーマンス (ポンピドゥ・センター前広場/フランス/2014)など。

    けうけげん KEUKEGEN
    1992年宮城県生まれ・在住。全国ネットのお笑い番組の投稿コーナー等では常連として、その存在が認知されている。13歳より架空芸人の創作を開始。チラシの裏などに生み出した架空芸人は現在1000枚を超え、所属事務所や出場した架空の大会など細かく設定されている。2017年、広島にあるアウトサイダー・アート専門ギャラリークシノテラスにて紹介され、その後テレビ番組にも出演。美術館での展示は本展がはじめてとなる。

    酒井美穂子 SAKAI Mihoko
    1979年京都府生まれ・滋賀県在住。10代半ば、ある時を境に彼女はひとつの物に執着を抱くようになった。その物とは、誰もが一度は食べた事があろうインスタントラーメン。それも決まって『サッポロ一番しょうゆ味』である。主なグループ展に「日々之好日 暮らしからうまれるもの」(長徳寺/新潟/2016)、「共生の芸術祭 ストップ・ウォッチ」(京都文化博物館/京都/2016)。

    三瓶沙弥香 SANPEI Sayaka
    1983年福島県生まれ・郡山市在住。三瓶は郡山市内の福祉事業所「パッソ」に通っている。三瓶は、自身が感じていることや、思っていることなどの文字を書くことを好む。その作品は、線を引き重ねた見た目と本人の名付けから「もちゃもちゃ」と呼ばれる。主な展覧会に、「感!生!生きることの共振 岩手・福島からのメッセージ」(工房集ギャラリー/埼玉/2011)、「東北をつなぐ みちのくの惠み」(もうひとつの美術館/栃木/2012)、「the 3rd Arts session in らんざん LOOK!there it isホラそこにあるよ!」(日本赤十字社埼玉県支部旧社屋/埼玉/2016)他。

    田中偉一郎 TANAKA Iichiro
    1974年愛知県生まれ・東京都在住。2000年以降、ノーメッセージを旗印に、「ハト命名」「クラシック・カラオケ」「ストリート・デストロイヤー」「日にちの歌」「板Phone」「Graffiti Gang」など、今見たい作品を百連発で媒体問わずつくる。数々の国内海外の展覧会で発表。個展に、「芸術はノー・ビジョン」(成羽美術館/岡山/2015)「僕の芸術は君の芸術と同じ芸術だ」(TS4312/東京/2017)など。六本木クロッシング2007 にてオーディエンス賞受賞。2018年4月よりNHK E テレ「シャキーン!」にて火曜番組内コーナーも担当。著書に「スーパーふろくブック(コクヨ)」、「やっつけメーキング(美術出版社)」がある。2001年より、同時に広告のアート・ディレクションも行っている。

    平野喜靖 HIRANO Yoshiyasu
    1980年大阪府生まれ。2006年頃より創作活動を開始。2009年よりYELLOWに在籍し、毎日4時間アトリエにて机に向かっている。活動開始当初のモチーフは人間以外の動物のみだったが、近年は新聞の見出しの文字を描くことが多くなった。主な個展に、「平野喜靖個展」(Callo Gallery/大阪/2018)。主なグループ展に「韓・中・日障害者美術交流展」(キョンヒグン美術館/ソウル/2013)、「アールブリュット?アウトサイダーアート?それとも?」(EYE OF GYRE/東京/2017)、「YELLOW展」(Relic Gallery/大阪/2018)他多数。主な受賞歴に、2011年「かんでんコラボ・アート21」大賞、2012年「産経はばたけアート公募展」大賞、2016年「現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト」最優秀賞、他。

    福田尚代 FUKUDA Naoyo
    1967 年 埼玉県生まれ・在住。美術家。1992年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。主な個展に、「福田尚代-言葉の在り処、その存在」(うらわ美術館/埼玉/2016)、主なグループ展に、「アーティスト・ファイル2010 現代の作家たち」(国立新美術館/東京/2010)、「MOTアニュアル2014 フラグメント」(東京都現代美術館/東京/2014)など多数。著書に『福田尚代作品集2001-2013慈雨 百合 粒子』(小出由紀子事務所)、『ひかり埃のきみ 美術と回文』(平凡社)など。

    吉田格也 YOSHIDA Kakuya
    1975 年兵庫県生まれ・在住。自宅にて「相撲」「鶴の恩返し」など、印象的な体験や記憶に関するモチーフを繰り返し描く、水の入ったペットボトルを庭のフェンス沿いに並べる、小さな扇子を自作し並べる、などの行為を続けている。主な個展に「吉田格也作品展」(ギャラリーゆう/兵庫/2004)。主なグループ展に「ほっこりゆかいな造形展」(イーグルひめじ/兵庫/2010)、「アール・ブリュット☆アート☆日本」(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA/滋賀/2014)、「HELLO 開眼」(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA/滋賀/2017)。

    関連情報

    ■ギャラリートーク
     4月14日(土)、5月12日(土)、6月9日(土)、7月14日(土) 13:30〜14:30
     参加費無料 ※要入館料
     美術館スタッフが本展の解説を行います。

    ■「あなたのこだわり教えてください!」(常設ワークショップ)
     展覧会会期中、カフェスペースに「こだわり掲示板」を設置します。人から見ると無意味に思える、日頃こだわっていることや、ついやってしまう癖など教えてください。

    ■「人間ノリ巻き体験」
     4月14日(土)〜16日(月)、18日(水)〜22日(日)、4月28日(土)〜5月6日(日)
     ※開館中随時開催 参加費無料 ※要観覧料
     出展作家の今井さつきの作品「人間ノリ巻き」を体験できます。
     希望者はノリ巻きに巻かれ、具材になり、メニューの一つになれます。

    ■公益社団法人東北障がい者芸術支援機構主催イベント「櫛野展正トークイベント」
     5月26日(土)15:00〜17:15 ※要予約
     アウトサイダー・キュレーターである櫛野展正氏を招きトークイベントを開催します。

    ■田中偉一郎イベント「ストリート・メーカー」
     7月8日(日)14:00〜16:00 募集人数30名 ※要予約
     あの線は、だれがひいた? あの壁は、だれが塗った? あの穴は、だれが空けた?
     誰もがストリート・メーカーになる瞬間を撮影し、このまち全部の作者になってしまいましょう。
     持ち物:カメラ(ケータイカメラレベルで十分です)
     募集人数:30 名

    主催・協賛・後援

    主催:社会福祉法人安積愛育園はじまりの美術館
    協力:YELLOW、unico、クシノテラス、小出由紀子事務所、公益社団法人東北障がい者芸術支援機構、社会福祉法人グロー(GLOW)、社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房
    後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ

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