岡部昌生・港千尋「鉄の時間」―KAF REBORN EXHIBITION―
会期: 2018-02-09 - 2018-03-11
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
フロッタージュ
鉄
現代美術
開催内容
『アートの始まりは赤や茶色や黄色の酸化鉄、すなわち自然が与えたオーカーで描いた洞窟壁画である。
土に火の力を加えて鉄を取り出すことを知った人間は、やがてあらゆる種類の道具や武器を作りはじめ、いまある文明を生むにいたった。』―港千尋「鉄の時間」より―
様々な芸術家を排出・支援してきたKAWAGUCHI ART FACTORY が、建替えに伴い2017年10月末に新たに「ART RESIDENCE KAWAGUCHI 」として生まれ変わり、建物の1階に小さなギャラリーをオープン。
2018年2月9日よりオープニング企画展【KAF REBORN EXHIBITION「鉄の時間」】を開催中です。
現代美術家・岡部昌生氏が2006年から2015年まで、鋳物工場であった旧KAWAGUCHI ART FACTORYの鉄の床を擦り取ったフロッタージュ作品計100点と、あたらな手法で鉄の痕跡を残した新作4点を展示。
写真家・港千尋氏が寄せたふたつの文章、「時のかたち」「鉄の時間」と共に、
鉄の時間、日本の近代化への時間、鋳物の街川口の時間、そこに触れた時間を綴っています。