開催時間 |
10時30分 - 17時00分
金、土は上記に加え19時00分~24時00分までOPEN |
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休み |
日
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入場料 |
無料 写真展の入場は無料ですが、会場がカフェですので店内で食事やお茶をされながら、見ていただければと思います。(rat&sheep店主は写真家のタイラジュン氏) |
作品の販売有無 |
販売有 5,000円 ~ 15,000円(税別)
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この情報のお問合せ |
rat&sheep
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒901-2134 沖縄県
浦添市港川2-13-9 |
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最寄り駅 | - |
電話番号 | 098-963-6488 |
作品は、印画紙にカラープリントしたものと、OHPシートにカラーレーザープリントしたもの、2種類のプリントを展示します。
シリーズ「one quarter」の作品数は全274点ですが、展示するプリントはその一部となる見込みで、壁面や空間の雰囲気と相談しながらインストールのときに即興的にセレクトします。
沖縄・宜野湾市の「四分の一」(one quarter)の面積を米軍の海兵隊普天間航空基地(普天間基地)が占めています。
普天間基地が宜野湾市の四分の一を占めている様子は、地図や上空から俯瞰した写真などで知ることができます。しかし面積が四分の一というのは地上にいるとなかなか実感しにくいものです。そこで歩く人の視線がとらえた「四分の一の風景」はどのようなものだろうかということに関心をもちました。風景も四分の一が基地であることを写真で表現しようと考えたのです。
「one quarter」は、宜野湾の街を歩いて撮影した画像を4つ重ね合わせた写真です。そのうちの1つは普天間基地を表象するフェンスやヘリコプターやオスプレイなどの画像です。
軍隊は基地の中だけでなく、人が住む街の上空でも訓練しているので、街のいたるところに基地の気配を感じます。ここからここまでが基地の何かですよ、それ以外は平穏な人々の暮らしの場ですよ、などとすっきり線引できるものではなくて、からみ重なり染みつくようにいたるところであらわれるとても困難な風景だと感じるのです。この複雑にからみあった現実を、2015年の一年間歩き撮影した画像をもとに個人的な感覚で表現した作品です。