アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝

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会 期
20180123日 -  20180318
開催時間
9時30分 - 17時00分
※金曜・土曜は午後9時まで。
※いずれも入館は閉館の30分前まで。
入場料
有料
一般/620円(520円)、大学生/410円(310円)
※()内は20名以上の団体券料金です。 ※総合文化展(平常展)もご覧いただけます。 ※特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」は別途観覧料が必要です。 ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です。(入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。) ※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した入館者(子ども1名につき同伴者2名まで)は100円割引。
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
03-5777-8600(ハローダイヤル)
情報提供者/投稿者
開催場所
東京国立博物館
住所
〒110-8712 東京都
台東区上野公園13-9
最寄り駅
上野
電話番号
03-5777-8600(ハローダイヤル)

詳細

展覧会内容

【サウジアラビア王国とは】
サウジアラビアは、アラビア語で「サウード(家)によるアラブ(の王国)」という意味を持つ君主制の王国であり、マッカとマディーナというイスラームの2大聖地を擁する、イスラーム世界の中心的存在です。現在の首都リヤド周辺の領主であったサウード家が、アラビア半島の大部分を支配下に置き、王国を築きました。面積は約215万㎢(日本の約5.7倍)で、その約3分の1を砂漠が占めています。

本展は、「道」をひとつのキーワードとし、時代順にサウジアラビア王国の歴史を分かりやすく紹介します。

■第1章「人類、アジアへの道」
第1章ではアラビアの先史時代を紹介します。アジア最古級の石器を含む旧石器群は、アフリカで進化し、ユーラシア大陸への第一歩を踏み出した初期人類の足跡を示します。また本展は、新石器時代の新発見に注目。マカルで見つかった動物を模った石彫など、話題の出土物を紹介します。先史時代はアラビア半島を行き来する遊牧民が現れ、「アラビアの道」が生まれようとする時代。本展のメインビジュアルでもある「人形石柱」は、先史時代の人々の活動とユニークな文化を象徴しています。

■第2章「文明に出会う道」
第2章では、前2500年頃からメソポタミア文明とインダス文明をつなぐ海上交易で繁栄したアラビア湾(ペルシャ湾)沿岸地域の出土物を展示。メソポタミア美術の特徴をもつ石像や、精緻な文様が刻まれた石製容器は必見です。

■第3章「香料の道」
第3章は前1000年以降に香料交易で賑わったオアシス都市の出土品で構成。文明世界の一部となったアラビア半島の歴史を伝えるバビロニア王の石碑、交易による富を背景に王国を築いたリフヤーン人の巨像など、印象的な出土物が並びます。

ヘレニズム・ローマ時代(前3~後3世紀頃)にも、アラビア半島は香料交易で繁栄しました。その様子は、カルヤト・アルファーウで発掘された様々な出土物から感じることができます。イエメンからもたらされた香炉、ヘレニズム世界で信仰を集めた神々の小像、地中海方面で製作されたガラス器などが、この都市が交易の中心的拠点であったことを物語ります。外来の様式を取り入れて、地元でつくられた等身大の青銅製人物像の頭部は情趣ある表情で、見る人をひきつけます。またこの章では、アラビア湾岸地域で発掘された墓から出土した黄金の「葬送用マスク」や装身具も展示します。これらの副葬品は、
1~2世紀に交易を背景に富を築いた人々の存在を示しま
す。

■第4章「巡礼の道」
7世紀前半以降、イスラーム教が各地に広まります。第4章は、マッカ、マディーナという2大聖地を擁するアラビア半島への巡礼がテーマです。展示では、巡礼路とともに発達した新たな交易ネットワークの拠点ラバザの出土品、美しい書体のアラビア文字が刻まれた墓石などから、当時のイスラーム教徒たちの新たな文化と信仰に迫ります。また、17世紀に聖地マッカのカァバ神殿で実際に使われていた扉、16世紀の美しいクルアーン(コーラン)写本など、貴重な作品からイスラーム美術の魅力を知ることができます。

■第5章「王国への道」
サウジアラビア王国は18世紀に誕生したサウード家による王国に端を発します。その歴史は平坦なものではなく、アラビア半島の支配をめぐってオスマン帝国やエジプト、周辺部族と争う苦難が続きました。第5章ではこの時期に使われていた日用品や武器など、イスラーム美術の装飾が施された工芸品を数多く展示します。また、サウジアラビア王国の初代国王となったアブドゥルアジーズ王の遺品の展示では、王に相応しい見事な設えの刀など、近現代のイスラーム工芸の真髄に触れることができます。

主催・協賛・後援

主催:東京国立博物館、サウジアラビア国家遺産観光庁、NHK、朝日新聞社
特別協賛:サウジアラムコ
協賛:昭和シェル石油、住友化学

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