ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて

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会 期
20180210日 -  20180506
開催時間
9時30分 - 18時00分
入場は17時30分まで
休み
月曜日、2月13日(火)、5月1日(火) ※2月12日、4月30日(月・祝)開館
入場料
有料
一般800 円、前売・団体(20名以上)600円 中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※ 一年間有効フリーパス 「ハイティーンパスH.T.P.」1,000円/対象15歳以上20歳未満 「おとなのパス」2,500円/対象20歳以上
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
水戸芸術館現代美術センター
情報提供者/投稿者
開催場所
水戸芸術館現代美術ギャラリー
住所
〒310-0063 茨城県
水戸市五軒町1-6-8
最寄り駅
水戸
電話番号
029-227-8111

詳細

展覧会内容

芸術は、いわば「危険早期発見装置」である。そのおかげでわれわれは、社会的、精神的危険の兆候をいち早く発見でき、余裕をもってそれに対処する準備をすることが出来るのである。*1

これは 1960年代に鋭い先見性で、新しい技術がもたらす社会変革を予見したメディア批評家の言葉です。マクルーハンが活躍した時代から半世紀が過ぎた今、インターネットが社会に浸透し、人工知能などの新しい技術革新が進められています。「どんな技術も、次第に、まったく新しい人間環境を作り出していく」*2 という同氏の言葉通り、テクノロジーは人類に全く新しい世界をもたらしてきました。こうした変革は、希望に満ちた新しい時代のドアとして期待される一方、さまざまな問題や混乱が危惧されています。技術革新がもたらす時代の光と影について、アーティストはどのように反応しているのでしょうか。本展は、革新と混沌が交錯する現在、そして未来に対し、鋭い感性で応答する国内外のアーティスト8組の作品を通し、テクノロジーが作り出すこれからの社会について考える機会を創出します。

*1、2 :マーシャル・マクルーハン著、後藤和彦・高儀進訳(1967)『人間拡張の原理』竹内書店刊

【見どころ】
①情報社会を紐解くアーティストたちの競演
 インターネットが普及し始めてから約20年、目に見えて社会は変化してきました。これまでにはSNSやスマートフォンの発達、そして現在は人工知能や仮想通貨などの新しい技術が進歩しています。こうした新しい時代のさまざまなキーワードに対し、刻々と変化する時代を捉え、新しい表現を開拓するアーティストの作品が展示されます。

②ロボットや映像、写真など多様なメディアの作品群
この展覧会では、セシル・B・エヴァンスのロボット(Pepper や aibo)と 20 数面の映像による完全自動のパフォーマンス作品《溢れだした》や、谷口暁彦の監視カメラで制作された写真作品《address(アドレス)》、サイモン・デニーの仮想通貨をテーマにしたボードゲームなど、映像や写真、インスタレーション、ロボットによるパフォーマンスなど多彩な表現方法を通して取り組む作品が集います。

③情報社会の怖さを捉えるアートの力
テクノロジーによる便利で快適な社会が発展していく一方で、フェイクニュースの氾濫や監視社会の発達、仕事を奪う人工知能など、不安を煽る話題も多く取り上げられています。本展ではこうした現代に潜むスリリングな状況にスポットを当てた作品も紹介します。レイチェル・マクリーンのSNSに依存しきった人間のドラマや、情報社会から身を隠す方法を語ったヒト・シュタイエルのインスタレーション、センセーショナルで破滅的な映像の作り方を教えるデヴィッド・ブランディの映像作品などは、見えないところで起こっている情報社会の怖さを伝えてくれます。

④国際舞台で活躍するアーティストたち
2017年に世界のアート界で最も影響力のある人物に選ばれた * ヒト・シュタイエルをはじめ、ヴェネチア・ビエンナーレで各国館の代表を務めたサイモン・デニーやレイチェル・マクリーン、さまざまな国際芸術祭での展示歴を持つセシル・B・エヴァンスなどの海外作家の作品を紹介。また、ニューヨークを拠点とする日本人アートユニット・エキソニモや 2017年の Asia Art Award supported by Warehouse TERADAで特別賞を受賞した谷口暁彦、次世代を担う写真家として国際な評価を高めつつある小林健太など、世界を舞台に活躍する多彩な顔ぶれが揃います。
* イギリスの美術雑誌『アートレヴュー』が発表するランキングリスト「Power100」に基づく

関連情報

■ハロー・ワールド展 トーク・シリーズ
 本展出品作家と多彩なゲストを交え、それぞれの活動や展覧会のテーマを掘り下げます。
 日時:2月10日(土) 13:30~15:00(開場13:00) ※日英逐次通訳
 セシル・B・エヴァンス×久保田晃弘(多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース教授)
 日時:2月11日(日) 16:00~17:30(開場15:30) ※日英逐次通訳
 サイモン・デニー×江渡浩一郎(独立行政法人産業技術総合研究所/ニコニコ学会β/メディアアーティスト)
 日時:2月12日(月) 14:00~15:30(開場13:30)
 エキソニモ(赤岩やえ・千房けん輔)×砂山太一(京都市立芸術大学特任講師)×水野勝仁(甲南女子大学
 文学部メディア表現学科講師)

 会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
 定員:70名(先着順・予約不要) ※各回開始2時間前からトーク会場前で整理券を配布します。
 参加費:無料(展覧会入場料に含まれます)

■キュレーターによるギャラリーツアー
 本展企画学芸員が展覧会について話します。
 日時:2月24日(土) 14:30~15:30
 会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
 参加費:無料(展覧会入場料に含まれます) ※参加をご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。

■ウィークエンド・ギャラリートーク
 市民ボランティアCACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。
 期間:2月25日 (日)~5月6日(日) 期間中の毎週土・日曜日 各日14:30~(約40分)
 ※都合により中止になる場合がございます。

■高校生ウィーク2018
 高校生を対象にした毎年恒例の展覧会無料招待企画です。期間中にギャラリーの途中に出現するカフェではワークショップや読書、裁縫などさまざまなプログラムが毎日楽しめ、高校生に限らずどなたでもご利用いただけます。
 招待対象:高校生または15歳~18歳の方(学籍または年齢が証明できるものをお持ちください)
 カフェ開場時間:火~金   15:00~18:00 
        土・日・祝 13:00~18:00
 カフェ会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
 
■赤ちゃんと一緒に美術館散歩
 案内スタッフと一緒に展覧会を鑑賞します。鑑賞に加え、親子で楽しめるワークショップを実施します。
 日時:2 月 28 日(水)、3 月 2 日(金) 各日 10:30 ~ 12:00
 ワークショップ講師:矢代貴司(ボディパーカッション教育指導者)
 定員:各回 15 組(要電話申込・先着順)
 対象:未就学児とその保護者
 参加費:保護者1名につき 1,000 円(展覧会入場料を含む)
 申込み:1 月 23 日(火)10:00 から受付開始
    水戸芸術館現代美術センター TEL 029-227-8120
 協力:NPO法人 子育て応援・ペンギンくらぶ

主催・協賛・後援

主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
助成:公益財団法人野村財団
協力:アサヒグループホールディングス株式会社 、株式会社アイテックプラス、株式会社写真弘社、株式会社 TASKO、株式会社ユニキャスト、株式会社ロフトワーク
後援:ブリティッシュ・カウンシル
企画:山峰潤也(水戸芸術館現代美術センター学芸員)

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