林 平 回顧展

林 平 回顧展
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    会 期
    20171211日 -  20171216
    開催時間
    11時00分 - 19時00分
    最終日17時00分
    休み
    入場料
    無料
    展覧会の撮影
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    Gallery Q
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    Gallery Q
    住所
    〒104-0061  東京都
    中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3F
    最寄り駅
    銀座
    電話番号
    03-3535-2524

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    永遠を所有する写真を:
    「写真の特性である、時間と空間を切り取る記録性を生かしながら、
    作家の恣意を出来るだけ排除した形で、目には見えない世界を映しとる。
    写真での永遠性を表現すること。解 解 解 解 解き明かすこと、
    解き明かすこと、解き明かすこと。」 林 平

    房総の自然との廻船:
    故郷房総の大地は、目覚めるばかりに輝く生命の息吹を、九十九里の波は、時に荒々しく、時に穏やかな様相を見せてくれた。夕陽に温もりながら1日の終わりを迎える港には、満ちる安息と平穏が漂っていた。豊かな房総の自然は、目に見えない密やかな自然のサイクルとの出会いをもたらしてくれた。 2001年の「上総地方の風景一時間との釜石の試み-」と題した最初の写真展、「空間との感応からの始まり」、「誰知る由もなし」と毎年発表していた作品は、父親を伴ってのドライブが出来る範囲という制約を伴った状況下での、房総の自然との邂逅だった。

    無形の気へ:
    2002年から2005年にかけて実父、岳父、妹、伯母に叔父と身近な人との別れが続いた。その体験の影響なのか、次第にレンズは太陽や空、そして目に見えない無形の「モノ」に向かい出した。太陽という生命の根源的な被写体に向かい、2004年「太陽と形と浮遊精神 VOL.1」、2005年「太陽を孕む浮遊精神」と模索しながらの発表は続いた。しかし、当時の写真を専門としたギャラリーでの発表に疑問と葛藤が続いていた。 2006年、「ギャラリーQ」での発表の場を得ることができ、目指すアートとしての写真への模索とチャレンジが始まった。被写体は、太陽から宇宙空間の広がりの中に漂う金色に形を変え、次第に1本の棒に変わった。それはまるで、寒中に凛として花を咲かせている1本の水仙のようであり、ひとり毅然と孤立している作家自身のようにも見える細い棒だった。が、「無形の気」と題された最期の作品では、もう棒なのかどうかも定かでない。空間への膨張か浸透か、緊張か融和か、孤立から自由へと解き放たれた存在となった。房総の自然も内包するような、気を放つ作品となった。目指していた永遠を所有する作品に近づいたのかどうか答えを聞けないまま、2017年6月、林 平の模索とチャレンジの旅は終着点を迎えてしまった。

    回顧展に寄せて:
    初期に発表された作品から遺作となった作品までを、アートとしての写真の出発点となった「ギャラリーQ」で回顧展という形で発表する機会を得ましたことを、心より感謝致します。
    作家本人は、こんな作品までを出品したのかとさぞや恥じらっていることでしょうが、林平が表出している作品達だと思います。
    今まで御支援くださいました皆様方の暖かな励まし、ご厚情に心より感謝を申し上げます。
    平成27年12月
    林 美佐子
      祥子

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