建部弥希展

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会 期
20170925日 -  20170930
開催時間
12時00分 - 19時00分
金:~20:00 / 土:11:30~17:30
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
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銀座K's Gallery
情報提供者/投稿者
開催場所
銀座K's Gallery
住所
〒104-0031 東京都
中央区銀座1-13-4 大和銀座一ビル6F
最寄り駅
銀座1丁目
電話番号
03-5159-0809

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

光学的キュビスムー建部弥希の絵画をめぐって

無色透明に見える日光。だがその実態が「波長ごとに固有の色を有する光の集合体」であることは、プリズムによる分光あるいは虹のようは自然現象を通じて我々の誰もが知るであろう。
「自分が描きたいものはやはり”光”」と語る作家が本展に与えた副題は「Piesec of Time ー 時のカケラたちー」。その新作では刻々と変化する光が表現されているという。しかし、一見するとそこにはマットな色彩が漂うばかりで、光に由来するような明暗や光沢などを意識することは難しい。
この状況に対して筆者が抱いている仮設がある。それは、作風は異なる瞬間に出自を持つ光をそれぞれいちど分解し、それを改めて画布上で再構成しているのではないかということである。いわば、キュビスムの理論を光学的に展開させたものといえようか。
ところで、キュビスムや抽象絵画の誕生にも大きな影響を与えたモーリス・ニド(1870-1943)は、絵画のことを「ある順序(ordre)のもとに集められた色彩で覆われた平たい表面」といった。このordreという言葉には、「自然の道理」という意味もある。建部弥希の画面が常に堅牢であるのは、光という捉えがたい対象をその成り立ちまで含めて表現しようとしているからかもしれない。

文・山内舞子(キュレーター)

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