薄久保香|新作個展

Kaoru Usukubo "the configuration ー束の間の間ー" 2017 (c) Kaoru Usukubo Courtesy of taimatz
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    会 期
    20170512日 -  20170603
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    休み
    日・月・祝
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    taimatz
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    taïmatz
    住所
    〒101-0031 東京都
    千代田区東神田1-2-11
    最寄り駅
    馬喰町
    電話番号
    03-5820-8088

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    5月12日より薄久保香の個展を開催いたします。 taimatzにおいて2回目の展覧会となる本展では、新作のペインティング作品を発表いたします。

    薄久保香
    1981年栃木県に生まれる。2004年東京造形大学造形学部美術科絵画専攻卒業。2007年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。2010年東京藝術大学大学院美術研究科博士課程美術専攻修了 博士号(油画)取得。現在京都府にて制作、活動中。
    2004年「東京造形大学卒業制作『 ZOKEI展 』」にてZOKEI賞、 2007年「東京藝術大学修了制作展」にて帝京大学買上賞、2015年ホルベインスカラシップを受賞。
    主な展覧会に、2016年「どこにもない新しい場所」(渋谷西武 東京)、「Kaoru Usukubo,Hannes Beckmann」(LOOCK Galerie ベルリン)、2015年「Wabi Sabi Shima」(Thalie Art Foundation ブリュッセル)、2013年「ミニマル/ポストミニマル 1970年代以降の絵画と彫刻」(宇都宮美術館 宇都宮)、2012年「第21回奨学生美術展」特別出品(佐藤美術館 東京)、2011年「横浜トリエンナーレ2011OUR MAGIC HOUR」(横浜美術館 横浜)、と国内外の個展、グループ展に多数参加。

    ​The interview record 2/22 2017
    この星の裏側では、窓からはいつも同じ位置にほぼ同じ大きさの地球を見ることが出来ます。
    太陽系が生まれて間もない頃、この星には多くの隕石が衝突し、現在も残るクレーターが偶然の法則により形作られました。この星は、地球上の大気と地殻変動から生成される「形」の法則とは異なるため、何十億年も前のクレーターが今日まではっきりと残ったのです。ただこの星の表と裏では、隕石痕の数に歴然とした違いが認められます。これを「地球の盾」と表現されることがありますが、実際は、この星の裏側で大量の溶岩が噴出する時期があったのです。この星の裏側も初期は、表側と同じように膨大な隕石痕がありましたが、大量の溶岩の噴出により埋め尽くされ、この星の裏側、つまり人類が地球から見ることの出来る側にある「海」や「うさぎ」と呼ばれる模様の部分になりました。なぜ裏側だけ溶岩の噴出が起きたかは、諸説ありますが、45億年前の出来事について、我々が理解し判断出来ることはある断片にすぎません。この星も束の間の仮の姿でしかないのです。我々の周囲には常に出来事があり、それは止むことなく変形し続けています。そして、この法則は、「ここ」と「そこ」を結びつける合言葉に他ならないのです。

    ー薄久保香ー

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