開催時間 |
10時00分 - 18時00分
毎週金曜日は20時00分まで 入場は閉館の30分前まで |
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休み |
火
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入場料 |
有料 一般1600円(1400円)、大学生1200円(1000円)、高校生800円(600円)、中学生以下無料 ※( )内は前売り、20名以上の団体 ※障がい者とその付き添いの方1名は無料(入場の際に障がい者手帳などをご提示ください) |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
03-5777-8600(ハローダイヤル)
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒106-8558 東京都
港区六本木7-22-2 |
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最寄り駅 | 乃木坂 |
電話番号 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ( 1901-1966年)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりで す。アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして、1920年 代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動き を存分に吸収したジャコメッティは、1935年から、モデルに向き合いつつ 独自のスタイルの創出へと歩み出しました。それは、身体を線のように長く 引き伸ばした、まったく新たな彫刻でした。ジャコメッティは、見ることと造 ることのあいだで葛藤しながら、虚飾を取り去った人間の本質に迫ろうとし たのです。その特異な造形が実存主義や現象学の文脈でも評価されたこ とは、彼の彫刻が同時代の精神に呼応した証だといえましょう。またジャコ メッティは、日本人哲学者である矢内原伊作(1918-1989年)と交流した ことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激 を与えました。 本展覧会は、南フランスにあるマーグ財団美術館のコレクションを中心とし たジャコメッティの大回顧展です。この稀代の彫刻家の作品を数多く所蔵 するマーグ財団美術館は、パリとチューリヒのジャコメッティ財団と並んで、 世界3大ジャコメッティ・コレクションの一角を占めています。本展覧会に は、ジャコメッティの貴重な作品を所蔵する国内コレクションのご協力も仰ぎ つつ、初期から晩年まで、彫刻、油彩、素描、版画など、選りすぐりの作 品、約135点が出品される予定です。
<みどころ>
20世紀を代表する彫刻家、ジャコメッティの大回顧展
細長く引き伸ばされた人物像で知られるジャコメッティ。人間の存在を突きつめたその特異 な造形は、20世紀の彫刻に新たな地平を切り開きました。本展は、日本で開催されるジャ コメッティ展としては 11年ぶりの個展であり、初期から晩年まで、彫刻約50点、絵画約 5点、素描と版画約80点が出品される大回顧展です。
ジャコメッティの代表的な彫刻が集結
ジャコメッティの彫刻には、豊かなヴァリエーションがあります。キュビスムやシュルレアリス ムなどに影響を受けた第二次世界大戦前の試み、モデルを前にして制作された彫像、わ ずか数センチの小さな人物像や複数の人物を組み合わせた群像、そして、細長い人物 像まで、あらゆる時代の代表作が一堂に会します。
ジャコメッティの不断の探究を伝える素描や版画、写真
ジャコメッティは、モデルを前に、あるいはモデルの記憶をもとにして人物を描き、彫刻を 制作しました。本展に出品される、アトリエの内部やモデルとの制作の様子を表す素描や 版画、記録写真を通じて、ジャコメッティの創作の秘密に迫ります。
実現しなかったチェース・マンハッタン銀行のための大作3点
チェース・マンハッタン銀行からの依頼を受けて、ニューヨークの広場のために制作された 3点の大作、《歩く男Ⅰ》《女性立像Ⅱ》《大きな頭部》がそろって出品されます。このプロ ジェクトは実現しませんでしたが、最晩年のジャコメッティの挑戦を、壮大なスケールによっ て体感いただきます。
マーグ財団美術館のジャコメッティ・コレクション
パリとチューリヒのジャコメッティ財団と並び、世界 3大ジャコメッティ・コレクションのひとつ として名高いマーグ財団美術館。2010年には、「ジャコメッティとマーグ」と題した大規 模な展覧会も開催されています。本展覧会は、マーグ財団美術館の全面的な協力を得て 実現されるものです。
主催: 国立新美術館、マーグ財団美術館、TBS、朝日新聞社
後援:スイス大使館、フランス大使館、BS-TBS、J-WAVE、TBSラジオ
協賛:日本写真印刷
協力:日本航空、あいおいニッセイ同和損保