特別展 タイ~仏の国の輝き~

特別展 タイ~仏の国の輝き~
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    会 期
    20170411日 -  20170604
    開催時間
    9時30分 - 17時00分
    入館は16時30分まで
    休み
    月曜日 ※ただし、5月1日(月)は開館
    入場料
    有料
    一般:1,600円(1,400円)、高大生:1,000円(800円)、小中生:600円(400円)
    ※( )内は前売りおよび団体料金(有料の方が20名以上の場合)。 ※上記料金で九州国立博物館4階「文化交流展(平常展)」もご観覧いただけます。 ※障がい者手帳等をご持参の方とその介護者1名は無料です。展示室入口にて障がい者手帳等(*)をご提示ください。 ※満65歳以上の方は前売り一般料金でご購入いただけます。券売所にて生年月日がわかるもの(健康保険証・運転免許証等)をご提示ください。 ※小中生、高大生は学生証をご提示ください。
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    050-5542-8600(NTTハローダイヤル 午前8時~午後10時/年中無休)
    イベントURL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    九州国立博物館
    住所
    〒818-0118 福岡県
    太宰府市石坂4-7-2
    最寄り駅
    太宰府
    電話番号
    050-5542-8600

    詳細

    展覧会内容

    タイは国民の95%が仏教を篤信仰する仏教国です。
    仏教は、ひとびとの日々の暮らしに寄り添い、長い歴史の中で多様な仏教文化が花開きました。
    重厚で独特な趣を宿した古代彫刻群、やわらかな微笑みをたたえる優美な仏像たち、仏塔に納められた眩ばかりの黄金の品々、仏教の宇宙観にもとづき荘厳された仏堂の輝き。
    本展は、タイ王国門外不出の名宝と、選りすぐりの仏教美術の数々を一堂に集め、仏教がタイの文化形成に果たした役割をひもといていきます。
    日タイ修好130周年の節目に、両国が総力を結集して開催する空前の展覧会です。
    どうぞお見逃しなく!

    第1章 タイ前夜 古代の仏教世界

    現在のタイの国土には、タイ族の国が興る以前、インド文明を取り入れながら、独自の文化を育んだ国々がありました。チャオプラヤー川流域のドヴァーラヴァティー国、スマトラからマレー半島に勢力を伸ばしたシュリーヴィジャヤ国、メコンデルタを中心に発展した扶南国(ふなんこく)に続くクメール族のアンコール王朝、タイ北部に花開いたモン族のハリプンチャイ国。タイ文化が芽吹く土壌を形成した古代の多様な信仰の世界をたどります。

    第2章 スコータイ 幸福の生まれ出づる国
    1238年にタイ族がひらいた王朝。スコータイは、「幸福の生まれ出づる国」を意味します。スコータイはタイ中北部の広大な盆地を中心に開けた国で、水路と陸路で諸地域を結ぶ交通の要衝にありました。歴代の王はスリランカから受容した上座仏教を篤く信仰し、多くの寺院を建立しました。タイ族による仏教文化が花開き、タイの文字や文学が生み出されるなど、現在のタイ文化の基礎が築かれた時代です。

    第3章 アユタヤー 輝ける交易の都
    アユタヤーは14世紀半ばから400年もの長きにわたり国際交易都市として繁栄しました。アユタヤーの優位性は南シナ海の通商ルートと、ベンガル湾通商ルートという東西の巨大な市場を結ぶ接点に立地していた点にあります。国王は、アユタヤーの肥沃な大地の恵みや、北タイや東北タイの森林から河川によって運ばれる産物をもとに、日本、琉球などの東アジア国家、東南アジアの国々だけでなく、中東や西洋とも活発に貿易を行ない、莫大な富を蓄えた「大商人」でした。上座仏教を国教とする一方、王の権力と神聖さを高めるためのインド的な儀礼や位階制度が整えられるなど集権化が進みました。

    第4章 シャム 日本人の見た南方の夢
    シャムとは、江戸時代から知られていたタイの呼称です。シャム、つまり当時のアユタヤーは国際交易都市として栄え、16世紀末から17世紀にかけて日本からも新たな市場や活躍の場を南方に求めた朱印船貿易家たちが集い、日本人町が形成されました。それを遡る100年前には既に、琉球を介して日本とシャムの交流が始まっており、日本の対外交流史のなかでもシャムとの交易はきわめて大きな位置を占めていました。彼らを駆り立てたのは、遠い異国へのあこがれだったかもしれません。

    第5章 ラタナコーシン インドラ神の宝蔵
    ラタナコーシンとはインドラ神の宝蔵を意味します。その都はクルンテープ(天人の都)と呼ばれてきました。タイ人はビルマ軍との戦いで灰燼に帰したアユタヤーの都を復元するように、ここに新しい都を築き、アユタヤーの芸術文化の復興に力を注ぎました。最終章ではラタナコーシン朝に集積されたタイの伝統美術とその展開をご紹介します。

    関連イベント

    ■タイ仏像大使 いとうせいこうさん・みうらじゅんさんトークショー
     日時:平成29年4月9日(日)15時00分〜16時00分
     出演:いとうせいこう(作家・クリエーター)、みうらじゅん(イラストレーター)
     会場:都久志会館(福岡市中央区天神4-8-10)
        ※会場は九州国立博物館ではありません。ご注意ください。
     入場料:2,000円(自由席、「タイ展」一般観覧券つき)
        ※前売券はセブンイレブンのみで2月22日(水)から販売開始(なくなり次第終了)
     定員:550名

    ■記念講演会 日タイ修好130周年記念特別展・学術交流記念講演会「タイと日本 境界を越えて」
     日時:平成29年4月29日(土・祝)13時30分〜16時00分
     基調講演:「タイ 海域をめぐる交流」 アマラー・シースチャート(タイ芸術局上席専門官)
     講師:「日タイ交流 人とモノ」 原田あゆみ・望月規史(九州国立博物館)
     会場:九州国立博物館1階 ミュージアムホール
     定員:先着280名(要事前申込)  ※応募多数の場合は抽選
     申込み締切:4月12日(水)必着
     入場料:無料
     ※聴講券の提出と本展観覧券もしくは半券の提示が必要です。

    主催・協賛・後援

    主催: 九州国立博物館・福岡県、タイ王国文化省芸術局、西日本新聞社、TVQ九州放送、日本経済新聞社、BSジャパン
    共催: (公財)九州国立博物館振興財団、国際交流基金アジアセンター
    協賛: NEC、花王、スターツグループ、ダイキン工業、大日本印刷、東レ、トヨタ自動車、三菱商事
    九州展特別協賛: 大和ハウス工業
    九州展協賛: 九州電力、西部ガス、西日本鉄道、柳川高等学校、麻生、麻生セメント、九州旅客鉃道、田中藍、九電工、トヨタ自動車九州、西日本シティ銀行、ふくおかフィナンシャルグループ、正興電機製作所
    特別協力: 太宰府天満宮
    協力: 日本貨物航空
    後援: タイ王国大使館、タイ国政府観光庁、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、九州・沖縄各県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、北九州市、北九州市教育委員会、太宰府市、太宰府市教育委員会、九州経済連合会、九州商工会議所連合会、九州経済同友会、九州経営者協会、福岡商工会議所、太宰府市商工会、北九州商工会議所、久留米商工会議所、福岡県商工会連合会、太宰府観光協会、西日本リビング新聞社、FM FUKUOKA、cross fm、LOVE FM、日本自動車連盟福岡支部、NEXCO西日本九州支社、福岡県タクシー協会、福岡市タクシー協会、日本旅行業協会、西日本文化サークル連合、西日本新聞TNC文化サークル

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