加納光於 《稲妻捕り》 Elements1978-「言ノ葉」と色象のあわいに

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会 期
20170410日 -  20170428
開催時間
10時30分 - 18時30分
休み
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
ギャルリー東京ユマニテ
情報提供者/投稿者
開催場所
ギャルリー東京ユマニテ
住所
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
最寄り駅
京橋
電話番号
03-3562-1305

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 加納光於(かのう・みつお)は1933年東京生まれ。独学で銅版画を学び、’50年代半ばから作品を発表。’60年代にはリュブリアナ国際版画ビエンナーレ(ユーゴスラビア)、東京国際版画ビエンナーレなど数々の国際展で評価を高め日本を代表する作家の一人となりました。その後’80年代からは色彩豊かな油彩作品を発表し国内外の美術館で展覧会を開催。近年では2000年愛知県美術館、’13年神奈川県立近代美術館・鎌倉での個展など、現在も精力的に発表を続けています。

 加納が作品を発表するきっかけとなったのは、まだ10代の1954年、現代美術の評論家として活躍していた滝口修造(1903-1979)との出会いでした。ほぼ独学で制作した加納の銅版画に滝口は熱心に見入り、その類いまれな才能に注目し展覧会の企画を行っていたタケミヤ画廊(東京)の銅版画グループ展に出品を勧めます。’56年には初個展となる銅版画展が同画廊で開催され、さらに多くの国際展で評価を高めていきます。
その後も滝口との親交は続き、’77年南画廊(東京)での最後の個展「稲妻捕り」ではリトグラフの他に100点ものエンコスティク(蜜蝋)ドローイングが発表されます。この作品に呼応して滝口が「≪稲妻捕り≫とともに」と題する詩(手稿)を添え、’78年には書肆山田より「詩画集≪稲妻捕り≫Elements」が刊行されましたが、翌年の’79年滝口は逝去します。

 この≪稲妻捕り≫シリーズは初期モノクロームの銅版画から、徐々に実験的な色彩を試行する中で初めて手掛けたリトグラフ作品で、それと同時に限られた色調による蜜蝋と顔料を用いたエンコスティクドローイングが制作されました。この作品がその後80年代の色彩鮮やかな油彩に繋がり、加納の仕事の中でも重要な位置を占めているといえます。
今回の展示は、本詩画集「≪稲妻捕り≫Elements」に収められた30点の原画とすべての作品に添えられた滝口の詩と共に展示いたします。加納の画業に大きな影響を与えた続けた滝口修造との最後となったコラボレーション作品。この貴重な機会をお見逃しなく是非ご高覧下さい。

尚、ギャルリー東京ユマニテは4月より現在の京橋2丁目より京橋3丁目へ移転いたします。本展は移転後初めての展覧会となります。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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