練馬区独立70周年記念展 「19世紀パリ時間旅行-失われた街を求めて-」

モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》1938年 油彩、カンヴァス 松岡美術館
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    会 期
    20170416日 -  20170604
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    入館は17時30分まで
    休み
    入場料
    有料
    一般800円、高・大学生および65~74歳600円、中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)
    ※一般以外の方は、年齢等の確認できるものをお持ちください。
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    練馬区立美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    練馬区立美術館
    住所
    〒176-0021 東京都
    練馬区貫井1-36-16
    最寄り駅
    中村橋
    電話番号
    03-3577-1821

    詳細

    展覧会内容

     フランス文学者の鹿島茂氏(明治大学教授、フランス文学者)による「失われたパリの復元」(『芸術新潮』連載)をもとに、19既記パリの全体像に迫る展覧会を開催します。
     パリのはじまりは遡ること紀元前3世紀、以後少しずつ拡大し、ヨーロッパを、世界を牽引する近代都市として形成されました。その長い歴史の中で、もっとも衝撃的出来事が第二帝政期(1852-70)に行われた「パリ大改造」(1853-70)です。しばしば「パリの外科手術」とも呼ばれるこの大改造は、時の皇帝ナポレオン3世(1808-73/在位:1852-70)の肝いりで、1853年にセーヌ県知事に就任したオスマン男爵(1809-91)によって着手されました。都市としての基本部分こそ大きな変化なく引き継がれましたが、ナポレオン3世の治世当初とその終焉の年ではパリの景観は様変わりしました。この大改造によって、現代のパリに続く都市の骨格が形成されたのです。

     1870年代に入り、大手術を経たパリの景観は、印象派をはじめとした画家たちの格好の題材となりました。それは新しいパリが、同時代の芸術家にとって創作の源泉となったことを意味しており、言い換えれば、近代都心の成立は近代美術の形成とも連動していると指摘できるでしょう。
     また、この大改造では、多くの犠牲も強いられました。パリ中心部では、下層民の過密状態の劣悪な居住環境は改善されることなく、都市部の労働者や職人はパリ周縁部へと強制的に追いやられ、破壊と変化に人々は翻弄されました。苦しみと不満が募る中で、昔ながらの街並みや消滅したコミュニティを懐かしむ声が聞こえはじめます。懐かしいパリの路地風景を版画におこしたアドルフ・マルシアル・ポテモン(1828-83)の『いにしえのパリ』(1866)には、そのようなノスタルジーが反映されているのです。これは、ユゴーやバルザックに描かれたかつてのパリを私たちに伝える唯一の版画連作です。
     本展では、絵画や衣装など多様な美術作品を通して、パリの歴史を辿り、大改造以前・以後のパリを紹介します。
     19世紀の首都-パリという都市と社会、そして美術を見つめるタイム・トラベルに出発です!

    関連情報

    ■《鹿島茂によるギヤラリートーク》
     日時:4月21日[金]15:00~
     ※事前申込不要。参加には当日の観覧券が必要です。

    ■《特別講演会》
     1 鹿島茂(明治大学教授、フランス文学者)
       「オスマン大改造以前・以後のパリについて」
        日時:5月13日[土]15:00~16:30
     2 喜多崎親(成城大学教授[西洋美術史])
       「美術と建築から見るオペラ座」
        日時:5月14日[日]15:00~16:30
     3 深井晃子(京都服飾文化研究財団理事、名誉キュレーター)
       「パリジェンヌの発見一首都の華とモード」
        日時:5月20日[土]15:00~16:30
     ※【I~3共通】定員:中学生以上70名(事前申込・抽選)。
      参加には観覧券(当日以外の半券も可)が必要です。

    ■学芸員によるギャラリートーク
     日時:5月25日[木]15:00~
     ※事前申込不要。参加には当日の観覧券が必要です。

    ■《特別公演一朗読と音楽の公演》
    〈若村麻由美の劇世界〉
    『ワルツ~カミーユ・クローデルに捧ぐ~』
    出演:若村麻由美(朗読)
       坂東祐子(パフォーマンス)
       安藤梨乃(ヴァイオリン)・馬場翔太郎(ピアノ)
    音楽:坂田晃一(チェロ)テーマ曲『カミーユのワルツ』
    フランス女性彫刻家カミーユ・クローデルを題材にした朗読・音楽・パフォーマンスの公演
    日時:4月29日[土・祝]・30日[日]18:30開演
    会場:練馬区立美術館ロビー
    企画:株式会社ガイアデイズファンクションバンド
    *チケットの販売など詳しくは、ホームページをご覧ください。

    ■展覧会関連企画
    「パリと音楽家たち 小林愛実ピアノ・リサイタル」
    出演:小林愛実(ピアノ)
    曲目:ショパン/ポロネーズ第6番「英雄」変イ長調op.53 2つのノクターンよりop.62-1
       モーッァルト/ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」ほか
       *プログラムは都合により変更になる場合がございます。
    日時:5月20日[土]15:00開演
    会場:練馬文化センター 小ホール(つつじホール)
    チケット:今宿指定 一般2,500円
    問合せ:(公財)練馬区文化振興協会TET.03-3993-33H

    「フランス映画傑作選」
    上映作品:『巴里の屋根の下』『フレンチ・カンカン』ほか
    日程:6月3日[土]・4日[日]13:00開映
    ※6月3日鹿島茂(明治大学教授、フランス文学者)によるトークあり。
    会場:大泉学園ゆめりあホール
    チケット:全席自由 1,200円
    問合せ:(公財)練馬区文化振興協会TEL.03-3993-3311

    「五味康祐オーディオレコードコンサート~フランス音楽の午後」
    日時:4月22日[土]13:30~15:00 ・ 15:30~17:00
    会場:石神井公園ふるさと文化館分室
    定員:各回20名(事前申込・抽選)
    参加費:300円
    問合せ:石神井公園ふるさと文化館分室 TET.03-5372-2572

    主催・協賛・後援

    主催:練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)、毎日新聞社
    後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
    協力:新潮社、公益財団法人京都服飾文化研究財団

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