新宮 晋の宇宙船

《星の海》2016 年(兵庫県立美術館での展示プラン)©Susumu Shingu
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    会 期
    20170318日 -  20170507
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    特別展開催中の金・土曜日は20時00分まで
    入場は閉館の30分前まで
    休み
    月(3月20日〔月・祝〕は開館、翌3月21日[火]休館)
    入場料
    有料
    一般 1300(1100)円、大学生900(700) 円、中学生以下無料
    ※()内は、特別割引・団体料金 ※特別割引は一般・大学生のみ
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    兵庫県立美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    兵庫県立美術館
    住所
    〒651-0073 兵庫県
    神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
    最寄り駅
    岩屋
    電話番号
    078-262-0901

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    兵庫県三田市にアトリエを構える新宮 晋(1937-)は、風や水など自然の力で動く作品で世界的に知られる芸術家です。
    幼い頃から絵や工作が得意だった新宮は、東京藝術大学で油絵を学んでいましたが、卒業後に渡ったイタリアで、風で動く作品の魅力に気づき、自然エネルギーにより動く立体作品の制作を始めました。帰国翌年の1967(昭和42)年に日比谷公園で開催した個展で注目され、1970(昭和45)年の大阪万博では出品作家のひとりに選ばれます。
    以後、世界各地の室内外の公共空間に作品設置を続け、その数は160点に上ります。特に、1994(平成6)年、建築家レンゾ・ピアノが設計した関西国際空港ターミナルビルに設置された作品は、循環する空気の流れを美しく見せ、建築と彫刻が響き合う好例として高く評価されました。兵庫県内でも、JR神戸駅前の《海からのたより》や三田市の青野ダム公園の《水の木》等、多くの新宮彫刻を目にすることができます。近年では、兵庫県立有馬富士公園に「新宮 晋 風のミュージアム」がオープンし、人々が自然の中で憩いながら彫刻を楽しむことが出来るようにもなりました。

    一方、新宮は、こうした制作と並行して、ヨーロッパとアメリカの諸都市を回る野外彫刻展「ウインドサーカス」や、作品設置を通して世界各地の先住民と交流する「ウィンドキャラバン」等のアートプロジェクトを精力的に展開し、自然の素晴らしさと、人間と自然の関係を問うてきました。既存の枠に収まらないこうした活動は高く評価され、現在も世界を舞台に活躍を続けています。
    本展では、自然に恵まれた地球を「奇跡の星」と考える新宮が、展覧会の空間全体をひとつの「宇宙船」と捉え、新作を中心とする約15点を出品します。安藤忠雄による建築空間とのコラボレーションが見所のひとつとなるでしょう。さらに、これまで各地で開催されてきたプロジェクトの映像や、子どもたちに人気の絵本、彫刻の模型、自然の力で自立する未来の村「ブリージング・アース」のプランなどを加え、新宮の世界を総合的に紹介します。風や水の力により複雑で心地よい動きを見せる作品を通して、地球の力を感じ、自然が持つ魅力に改めて目を向けるきっかけとなれば幸いです。

    作家からのメッセージ

    「無限に広がる宇宙に存在する数えきれない星の中でも、色彩豊かで、様々な光や音が響き合う、とびっきりユニークな星、地球に、一人の人間としてボクは生まれた。これはどう考えても、奇跡としか言いようがない。」

    「ボクは、アートの力を信じている。アートには、政治にも経済にもない、心から心へ直接伝わる特別な力があると思う。ボクは、この星に生まれてきた幸せを、1 人でも多くの人に伝えるために、ものを創る。」

    新宮晋「この星に生まれて」(本展図録所収)より

    新宮 晋(しんぐう・すすむ)
    1937 年大阪府生まれ。東京藝術大学絵画科卒業後、イタリア政府奨学生として1960 年に渡伊。ローマ国立美術学校にてフランコ・ジェンティリーニに師事し絵画を学ぶ。ローマ滞在中に鉄線のフレームにキャンバスを縫い付けた立体作品を発表。帰国の翌年、1967 年に東京の日比谷公園で開催した個展「風の造形」で注目を集め、大阪万博(1970)への出品作家に選出される。1971 年にはハーバード大学視覚芸術センターより客員芸術家として招聘される。以後、一貫して風や水などの自然エネルギーで動くサイト・スペシフィックな彫刻を制作し、国内外の各所に設置。レンゾ・ピアノをはじめとする建築家とのコラボレーションも手掛ける。恒久設置の作品制作と並行し、「ウインドサーカス」(1987 ~ 90)、「ウインドキャラバン」(2000 ~ 01)など多くのプロジェクトやワークショップも世界各地で展開。また、『いちご』(文化出版局、1975)をはじめとする絵本の制作や演劇の企画・演出など、彫刻の世界に止まらない多彩な活動を繰り広げている。
    2014 年、兵庫県立有馬富士公園に12 点の作品を常設する野外美術館「新宮 晋 風のミュージアム」がオープン。現在は2009 年に開始したプロジェクト「ブリージング・アース」の実現に向け活動中。自然エネルギーのみで自立する新たな共同体の創生を目指すこのプロジェクトへの取り組みは、ドキュメンタリー映画「ブリージング・アース:新宮晋の夢」(監督:トーマス・リーデルスハイマー、2012)に収められている。第4 回吉田五十八賞(1979)、第18 回日本芸術大賞(1986)、第43 回毎日芸術賞特別賞(2002)、第20 回現代日本彫刻展大賞(2003)、第4 回円空大賞(2007)など受賞多数。兵庫県三田市在住。

    関連情報

    ■アーティストトーク「この星に生まれて」 
     講師:新宮 晋(アーティスト)
     3月19日(日)14:00 ~(約90 分)
     ミュージアムホール(定員250 名)
     聴講無料(要観覧券)

    ■記念講演会「芸術の力(仮)」
     講師:安藤忠雄 (建築家)
     3月26日(日)13:00 ~(約60 分)
     ミュージアムホール(定員250 名)
     聴講無料(要事前申込・先着順、要観覧券)
     申込方法:メール本文に①氏名(ふりがな)、②電話番号を明記の上、
         ando@artm.pref.hyogo.jpまでお申し込み下さい。
     締切り:3月12日(日)

    ■こどものイベント「凧をつくろう」
     5月5日(金・祝)10:30 ~ 15:30
     講師:新宮 晋(アーティスト)
     定員30 名
     要事前申込・要参加費
     問合先:こどものイベント係 tel.078-262-0908

    ■未就学児のための鑑賞会「いちごツアー」
     3月29日(水)、4月13日(木)、4月22日(土)
     各日10:30 ~(約30 分)
     定員5 家族程度
     要事前申込・参加無料(要観覧券)
     問合先:こどものイベント係 tel.078-262-0908

    映画上映会「ブリージング・アース:新宮 晋の夢」
    トーマス・リーデルスハイマー監督(2012 年/ 93 分)
    3月25日(土)18:00 ~ 19:33
    4月22日(土)18:00 ~ 19:33
    4月23日(日)14:00 ~ 15:33
    ミュージアムホール(定員250 名)
    視聴無料(要観覧券、上映の30 分前に開場)
    ミュージアム・ボランティアによる解説会
    毎週日曜日11:00 ~(約15 分)
    レクチャールーム(定員100 名)
    聴講無料

    主催・協賛・後援

    主催:兵庫県立美術館、神戸新聞社
    企画協力:SDアート
    後援:公益財団法人 伊藤文化財団、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、三田市、三田市教育委員会、サンテレビジョン、ラジオ関西
    助成:一般財団法人、安藤忠雄文化財団
    特別協力:神姫バス株式会社
      平成28 年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業

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