佐久間友香展「まだ知らない夜があり、まだ知らない朝がある。」

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会 期
20160924日 -  20161010
開催時間
12時00分 - 19時00分
休み
9月26日(月)、27日(火)、10月3日(月)、4日(火)
クリエイター在廊

9月24日(土)、25日(日)、10月8日(土)、9日(日)
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
03-6661-7687 info@jiromiuragallery.com 三浦次郎
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
みうらじろうギャラリー
住所
〒103-0011 東京都
中央区日本橋大伝馬町2-5 石倉ビル4階
最寄り駅
小伝馬町
電話番号
03-6661-7687

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

佐久間友香の作品には線が溢れている。髪の毛であったり、フリルであったり。過剰とも思える線の多さであるが、その1本1本が実に美しく、落ち着いた色調の絵に華やかさとボリュームを与えている。
美しく確かな線のもたらす説得力は強く、異世界のような絵の中への感情移入を容易にする。
佐久間友香の作品にしばしば登場する双子のような少女は、自画像であるという。ある時の判断によって運命が分かれてしまったパラレルな自分を描いているということだ。
女性よりも少女性に興味のあるという作家の中には、まだ少女時代に置き忘れてきたものがあるのかもしれない。
今回の個展では、初めての裸婦に挑戦するなど、新しい方向性も見せてくれる14点になりそうです。

作家コメント
 私の絵のモチーフのほとんどは「少女」である。「女性」ではなく、「少女」に惹かれる。
 肉体や仕草にみずみずしさや無邪気さを宿し、感情は大きな振幅で揺れ動く。心は未熟であるがゆえに鋭く、脆い。大人になれば失われてしまう、そうした刹那的な美しさに魅力を感じる。
 絵を描くという行為には、終わりがあるようで完成は存在しないように思う。一部分に手を加えれば、他の部分とのバランスが崩れ、絵全体のイメージをがらりと変えてしまうこともある。作品は非常に危うい均衡の上に成り立っていて、いつでも崩れ落ちてしまう可能性をはらんでいる。
 作品の機嫌を損ねないよう優しく丁寧に筆を運ぶ。あやすように、愛撫するように線を重ねていく。
 それは描かれている少女を作品の中に閉じ込めておくためのご機嫌取りのようでもある。
 私は絵を描くという行為を、少女との交流のように思っている。

関連イベント

オープニング・レセプション:9月24日(土) 18時~20時

主催・協賛・後援

みうらじろうギャラリー

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