開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで ※8 月27 日(土)は21時00分 まで開館(入館は20時30分 まで) |
---|---|
入場料 |
有料 一般950 円(760 円)、大学生650 円(520 円)、高校生以下または18 歳未満・丸亀市在住の65 歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料 ※同時開催常設展「猪熊弦一郎展」の観覧料を含む ※( )内は前売り及び20 名以上の団体料金 ※8月20日(土)、21日(日)は「まるがめ婆娑羅まつり」開催のため観覧無料 (当日は展示室内に音が響く場合があります。) |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
|
この情報のお問合せ |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒763-0022 香川県
丸亀市浜町80-1 |
---|---|
最寄り駅 | JR丸亀 |
電話番号 | 0877-24-7755 |
金氏徹平(1978-)の国内では7 年ぶりの大規模な個展。展示空間を活かした大型インスタレーションを含む新作および未発表作を中心に構成するとともに、コラージュの延長線上としての「他者」との接続から制作の方法論を探り、あたらしい彫刻のあり方をこころみます。毎月のイベントごとに変化を続ける展示、展覧会に付随する形式から逸脱したカタログ、金氏自身がデザインを手掛ける広報物、さらには小説家、デザイナー、音楽家、俳優、観客たちと役割を交換しながらつくり上げるプロセスを含んだ全体が、相互に影響を与え合いながら展覧会を運動させていきます。本展は、金氏徹平の個展の「個」の中に含まれている複数の「他者」との切断と集積をとおして、その創造活動の現在進行形とさらなる展望を見出します。
1 .金氏徹平の7 年ぶりの大規模な個展
金氏徹平は1978 年に京都府に生まれ、京都市立芸術大学院で彫刻を専攻。日常の事物を素材にコラージュ的手法を用いて作品を制作しています。2009 年には30 歳の若さで横浜美術館での個展を開催。近年では舞台美術でも経験を重ね、領域横断的な活動を展開しています。金氏徹平の国内では7 年ぶりの大規模な個展です。
2 .展示空間を活かした大型インスタレーションと新作の数々
当館の建築を最大限に生かし、天井高7 メートルのダイナミックな展示空間に、金氏にとってこれまでにない大作を展示予定です。出品作のほとんどは新作もしくは未発表作であり、金氏徹平の現在とその先を見出せる展示となるでしょう。
3 .個展の「個」に含まれる他者と、役割の交換
これまでコーヒーのシミや樹脂など、自らがコントロールできないものを好んで作品の素材として用いてきた金氏徹平。本展ではその延長線上として金氏が影響を受けた人びとや、影響を与えられた要素をコラージュにおける「部分」とみなし、切り取り、自らの作品に取り込んでいくことであらたな制作と展示のかたちを探ります。父親である金氏脩介(デザイナー)をはじめ、展覧会タイトルを考案した長嶋有(小説家)、出品作品を制作した青柳いづみ(俳優)らとの役割の交換は、金氏自身の思惑を逸れながら展覧会に変化をもたらします。また、チラシやポスターなど広報物のアート・ディレクションは金氏自身が手掛けます。
4 .毎月開催する関連イベントと変化を続ける展示作品
展覧会会期中、毎月イベントを開催します。展覧会に付随する催しとしてではなく、それぞれのイベントが展示作品に動きを与えていきます。オープニングパフォーマンス「オバケのスカルプチャー」から始まり、会期終了日に開催する「スカルプチャーのオバケ(積み木、雪だるま、バリケード)」まで変化を続け、最終日に展示の最終形をむかえます。
■7月17日(日) 14:00 -
オープニングパフォーマンス「オバケのスカルプチャー」
構成・演出:金氏徹平
出演:青柳いづみ、ほか(予定)
場所:3 階展示室C
参加料:無料(ただし展覧会チケットが必要です)
事前申込不要
■7月18日(月・祝) 14:00 -
鼎談 金氏徹平×長嶋有×福永信 「超訳!金氏徹平アワー」
場所:2 階ミュージアムホール
定員:170 名(先着順)
参加料:無料
事前申込不要
■8月27日(土) 19:30 - 21:00
プロジェクションマッピング
金氏徹平×青柳いづみ×山田晋平 「holes and buildings(MARUGAME)]
場所:1 階ゲートプラザ
参加料:無料
事前申込不要
*全館21:00 まで開館します(入館は20:30 まで)。
■9月24日(土) 、25日(日)
ワークショップ 「オバケの迷彩」
講師:金氏徹平
日時:2016 年①9月24日(土)②9月25日(日)各日10:00-12:00
場所:2 階造形スタジオ、3 階展示室C
申込締切:2016 年9月14日(水)必着
*詳細は確定次第、当館ウェブサイトにてお知らせいたします。
■10月8日(土) 15:00 -
ライブパフォーマンス「タイチのためのスカルプチャー」(仮称)
構成・演出:金氏徹平
出演:オオルタイチ
場所:3 階展示室C
参加料:無料(ただし展覧会チケットが必要です)
事前申込不要
■11月6日(日) 15:00 -
クロージングパフォーマンス「スカルプチャーのオバケ(積み木、雪だるま、バリケード)」
構成・演出:金氏徹平、contact Gonzo
出演:contact Gonzo、金氏徹平
場所:3 階展示室C
参加料:無料(ただし展覧会チケットが必要です)
事前申込不要
■会期中「丸亀の街のZONES のholes」(仮称)丸亀市内の店舗など、美術館の外にも作品を展示予定です。
*詳細は確定次第、当館ウェブサイトにてお知らせいたします。
■会期中の日曜日
キュレーターズ・トーク
参加料:無料(ただし展覧会チケットが必要です)
事前申込不要
*他の関連プログラム開催日は実施いたしません。
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
展覧会の撮影について:フラッシュ・三脚のご使用、及び、動画の撮影は不可。