開催時間 |
10時00分 - 20時00分
※入館は閉館時間の30分前まで |
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入場料 |
有料 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
ハローダイヤル03-5777-8600 全日8:00―22:00
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒106-6150 東京都
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52F |
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最寄り駅 | 六本木 |
電話番号 | 03-6406-6652(10:00〜20:00 |
ルーヴルが欲しがった9番目の芸術、「漫画」。
古代文明から19世紀中頃までの膨大な作品を所蔵する、世界最大級かつ最高峰の美術の殿堂「ルーヴル美術館」――1793年の開館以来、200年以上の長い歴史を持つルーヴル美術館が、「漫画」でルーヴル美術館を表現するという、かつて無い新たな試みとして「ルーヴル美術館BDプロジェクト」を立ち上げました。
日本の「まんが」、アメリカの「コミックス」のように、フランス、ベルギーなどのフランス語圏には古くから独自に発展してきた「バンド・デシネ(BD)」という漫画文化があります。「バンド・デシネ(BD)」には、大衆的な作品がある一方で、まるで絵画のような複雑で技巧に富んだ作品も多く、子どもから大人まで幅広い年代の人たちに楽しまれています。そうした特徴から、フランス語圏においてBD(=漫画)は「第9の芸術」(※)と位置づけられるほどです。
「ルーヴルBDプロジェクト」は、「漫画」という表現方法を通して、より多くの人々にルーヴル美術館の魅力を伝えるために企画されました。漫画家たちに、ルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらう、という前代未聞の企画には、日本の漫画家を含むフランス内外の著名な漫画家が多数参加しており、すでに11作品が出版され、プロジェクトは現在も進行中です。
ついに、漫画の国ニッポンへ。
そしてこの度ついに、フランスと同様、独自の漫画文化を発展させてきた、漫画の国ニッポンで、「ルーヴル美術館BDプロジェクト」の成果を、展覧会として一堂にお見せできることになりました。さらに、日本での開催にあたり、新たに4名の日本人漫画家たちの参加も決定。300点を超える原画や資料をエキサイティングな演出と共に展観する、日本ならではの、エンターテインメント性の高い、ダイナミックな展覧会が誕生いたします。
ルーヴル美術館と漫画家たちの華麗なるコラボレーションを、どうぞご堪能ください。
※フランスにおける芸術の序列。第1から8までは順に「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」とされる(諸説あり)。
第1章 The Great LOUVRE ~偉大なるルーヴル美術館~
所蔵品は55万点に上り、総面積約60,600㎡、年間約900万人が来場する世界最大級のルーヴル美術館。この章では、ルーヴル美術館の表の顔に焦点をあてて描かれた作品群を展観いたします。ルーヴル美術館の守り神ともいえる「サモトラケのニケ」を始めとした名作の数々が「漫画」とどのように融合したのか。漫画に描かれる、華やかなルーヴル美術館をお楽しみください。
第2章 Welcome to a Parallel world ~ようこそ、異次元の世界へ~
表の顔があれば、裏の顔もあるもの。この章では、「漫画」の自由な表現で、現実世界を離脱し、ルーヴル美術館の知られざる裏側を冒険します。どこかに存在するかもしれない異次元のストーリーで描く作品群を展観いたします。名作や建物自体に宿る摩訶不思議な世界、私たちもいつしかその世界に誘われ、奇妙な体感することに… そんなルーヴルの魔力に迫ります。
第3章 Beyond time and space ~時空を超えて~
ルーヴル美術館としての開館年は1793年ですが、もともとはフランス王フィリップ2世が1200年頃に要塞として建設したルーヴル宮殿が基礎となっています。すでに800年以上もの歴史を見守り続けたルーヴル美術館には、どのような未来が待っているのでしょうか?この章では、漫画家たちの無限の想像力で、過去から未来へ、時空を超えても変わらぬ存在感を放つ、ルーヴル美術館と名作の普遍性に焦点を当てます。
【参加アーティスト】
Nicolas de Crécy(ニコラ・ド・クレシー)、Marc-Antoine Mathieu(マルク=アントワーヌ・マチュー)、Éric Liberge(エリック・リベルジュ)、Bernar Yslaire(ベルナール・イスレール)、Jean-Claude Carriere(ジャン=クロード・カリエール)、荒木飛呂彦、Christian Durieux(クリスティアン・デュリユー)、David Prudhomme(ダヴィッド・プリュドム)、Enki Bilal(エンキ・ビラル)、Étienne Davodeau(エティエンヌ・ダヴォドー)、Philippe Dupuy(フィリップ・デュピュイ)、Loo Hui Phang(ルー・ユイ・フォン)、谷口ジロー、松本大洋、五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリ
[巡回情報]
■大阪
2016年12月1日(木)−2017年1月29日(日)
■福岡 2017年4~5月開催予定
■名古屋 2017年夏 松坂屋美術館にて開催
主催:ルーヴル美術館、フジテレビジョン、東映、小学館集英社プロダクション、森アーツセンター
協賛:ブランディア、ユニリーバ、大日本印刷
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、J-WAVE 81.3FM
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