開催時間 |
10時00分 - 17時00分
入館は16時30分まで |
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休み |
月(3/21・7/18は開館、3/22・7/19は休館)
展示替期間 5月9日~6月3日 |
入場料 |
有料 一般800円(640円)/大高生600円(480円)/中学生以下無料 ※( )内は団体料金 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
泉屋博古館分館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒106-0032 東京都
港区六本木1-5-1 |
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最寄り駅 | 六本木一丁目 |
電話番号 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
第1部 バロン住友春翠-邸宅美術館の夢 2016年2月27日(土)~5月8日(日)
第2部 数寄者住友春翠-和の美を愉しむ 2016年6月4日(土)~8月5日(金)
明治~大正時代、住友家15代当主が集めた美術の優品。
明治・大正時代に住友グループの基礎を築いた住友家15代当主春翠。
一方で彼は、公私にわたり文化活動に力を注ぎ、多彩な美術品を収集しました。
このたび生誕150年を迎えた記念として、その美術愛好の足跡を名品と共に振り返る展覧会を2部構成で開催します。
住友春翠 (1864~1926)
SUMITOMO SHUNSUI〔バロン住友〕
住友家15代当主。現在の住友各社の前身を次々に起業、大正10年(1921)住友合資会社を設立した。
また大阪府立中之島図書館、大阪市立美術館の敷地を寄附するなど文化社会事業にも貢献。
芸術家支援や幅広い美術収集でも知られる。
京都の公家徳大寺公純の六男で、明治25年(1892)住友家に入り吉左衞門友純を名乗った。実兄に西園寺公望がいる。
第1部 バロン住友春翠-邸宅美術館の夢
明治時代、国家百年の姿を描き、住友の近代化を導いた15代当主・春翠。
名門公家の出身にして評判の美形、物静かな青年実業家が広く世界に眼をむけ、見いだした美の世界。
第1部は明治編。明治36年(1903)神戸の須磨海岸に洋館を築いた春翠は、内外の洋画や近代工芸、さらには中国文物までを邸内に飾り愛でました。それは西欧文化と東洋の文人趣味も融合した独特の世界観を映しだし、あたかも邸宅美術館の様相を呈しました。須磨別邸は惜しくも昭和20年の戦災で焼失しましたが、本展では今に伝えられる彼の収集品とあわせ、在りし日の須磨別邸の様子を模型により再現、青年期の春翠の美意識と文化貢猷への志をしのびます。
特別展示 中国古代青銅器 2月27日(土)~3月21日(月・祝)※前期のみ
普段は京都でしか見られない選りすぐりの約25点が、東京に!!
春翠のコレクションとして世界的に有名であり、質・量ともに日本国内ではもっとも優れているといわれる中国古代青銅器を展示します。
通常は京都泉屋博古館での常設展示として位置づけられている青銅器の数々より、選りすぐりの約25点を東京にて展示いたします。
第2部 数寄者住友春翠-和の美を愉しむ
大正時代、住友の近代化を成し遂げ、多忙な日々を送った15代当主春翠。
巨大企業を率いた彼が、つかのま心癒されたのは、幼き頃に親しんだ日本の伝統美。
大正時代、50代になった春翠は、次第に幼少時の徳大寺家時代に慣れ親しんだ日本の伝統美術に心惹かれるようになります。自らの美意識に適った茶道具を取り合わせて歴史に残る名茶会を度々催したのもこの時期です。その主要な舞台となったのが大正4年(1915)に完成した天王寺茶臼山(今の大阪市立美術館一慶沢園)の本邸でした。ここでは、また数々の名茶会や園遊会が催され、春翠の趣味が端々まで行き届いた室礼が客をもてなしました。第2部では、春翠が好んだ伝統的な「和の美」に基づく名物茶道具や絵画の逸品とともに、それらが飾られた今はなき茶臼山本邸の様子を伝来資料などで紹介します。
■ 第1部会期中のイベント
①ロビー・コンサート
3月26日(土)15:00~「春の宴」バッハ無伴奏チェロ組曲、ほか
演奏=茂木新緑(N響楽友、チェロ)
②ギャラリー・トーク
3月12日(土)15:00~「春翠の青銅器コレクション」
4月16日(土)15:00~「中国文人への憧れ」
4月23日(土)15:00~「須磨別邸と春翠コレクション」
2/27、3/5、3/19、4/2、4/9、4/30(各土曜日)15:00~は当館学芸員によるトークを予定。
■ 第2部会期中のイベント
①スペシャルギャラリートーク
7月9日(土)15:00~「住友春翠と近代日本」
住友史料館副館長・末岡照啓氏
②ギャラリートーク
6月25日(土)15:00~「茶臼山本邸と春翠コレクション」
7月23日(土)15:00~「数寄者春翠一清雅なる美意識」
6/4、6/11、7/2(各土曜日)15:00~は当館学芸員によるトークを予定。
主催=公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
協賛=住友グループ広報委員会、株式会社日建設計
協力=住友史料館
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