厚地朋子 「コズミック・ダンス」

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会 期
20160113日 -  20160206
開催時間
10時00分 - 18時00分
休み
日・月・祝
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
taimatz
情報提供者/投稿者
開催場所
taïmatz
住所
〒101-0031 東京都
千代田区東神田1-2-11
最寄り駅
馬喰町
電話番号
03-5820-8088

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

<コズミック・ダンス ー宇宙の創造と破壊の絶え間ないリズムー>

バロック(baroque)という語は真珠のいびつな形を示すポルトガル語barrocoが語源ともいわれ、元来いびつさの概念をその定義に含むと考えられている。バロック美術の先駆者ともいわれるミケランジェロのペインティングにいまだに強い影響を受けていると語る厚地朋子が、自らの命題として、魅力的な空間の歪みをいかにキャンヴァス上に作り出すかを掲げていることは当然の帰結なのだろう。
複数の視点と光源をもって描き出される厚地作品は、空間の歪みによって画面に揺らぎを作り出す。
そこにはいくつもの時間と空間が共存し、それぞれの要素は侵食し、干渉しあう。
一方で仮想の三次元性という虚構を構築しながら、
他方ではその空間性を破壊するタッチが意図的に加えられる、
そんな歪んだ空間こそが厚地作品の特徴といえよう。そしてその歪みと揺らぎの空間は、
バロック真珠のいびつな輝きのようにその不完全さと不安定さゆえに鑑賞者を刺激するのである。

「私の前に壁となって立ち上がる世界に絶対的なものはなく、自らの立ち位置を不安定にさせます。
遠くを見ようと思って視線を送っても、うまく私の視線は前に進んでいかない。何かが邪魔をするのです。
しかしだからといって物事を懐疑的に捉えるのではなく、
多視点的で不安定な空間に身を委ね、多方向からの光をさんさんと浴びたいのです。
それは、空間に自らを溶け込ませ空間と一体的になりたいという願望でもあります。

今回の個展のメインモチーフは海やサーフガールですが、それらは私にとってミケランジェロの
ダヴィデ像のようなものです。
山育ちの私にとって海は異質な存在です。
異質なものが自分のテリトリーに入ってくると心はざわつきます。
異質なものは既存のものと合わずゆがみを生じさせます。
しかしそこに思わぬ必然性や合点を見出すことができます。
それはうまく言葉では説明できなくて感覚で捉えるしかありません。でも今、この感覚こそが
信じられるものでないかと感じています。」

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