第535回 久乗おりん/音と共にある上質な暮らし
会期: 2016-02-20 - 2016-03-27
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
その他
展覧会タグ:
デザイン・プロダクト
開催内容
富山県高岡市は鋳物産業を主とする職人の街で、前田利長公が高岡に築城したことに始まり、「高岡銅器」の名は日本唯一の産地として名実とも広く知られるようになりました。そこで今回は神仏具・美術銅器を制作している山口久乗のおりんを紹介します。久乗おりんの音には、日本音響研究所によると「f分の1のゆらぎ」があり脳波にα波を多く発生させ心地よいと感じることができ、またサーモグラフィにより生理学的にも心身がリラックスしていることが認められています。プロダクトデザインは磯野梨影、グラフィックデザインはスワミヤ、JR高岡駅と北陸新幹線新高岡駅の発車メロディーや学校のチャイムにも採用されています。仏さま用としてだけでなく、音を楽しむ楽器をはじめ、日々の生活の道具まで、気持ち豊かにする「優凜」を展示・販売します。てのりん・まわりん・ことりん・りんごりん・どありん・こころりん・おまもりん・どれみりん・おともりん(桂樹舎の手漉き和紙袋つき)など、ぜひこの機会に音と共にある上質な暮らしを楽しみください。
なお企画展での売り上げの一部は、「Think the Earth 忘れないプロジェクト」を通じ、東日本大震災の被災地における復興支援に充てられます。