白須純『ベレーザ・ウニヴェルサル』

白須純『ベレーザ・ウニヴェルサル』 (eitoeiko 2010/4/17~5/23)
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    会 期
    20100417日 -  20100523
    開催時間
    12時00分 - 19時00分
    休み
    定休日;月、火
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    情報提供者/投稿者
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    開催場所
    eitoeiko
    住所
    〒162-0805 東京都
    新宿区矢来町32-2
    最寄り駅
    神楽坂
    電話番号
    03-6873-3830

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    このたびeitoeikoでは、ポルトガル大使館、社団法人日本ポルトガル協会の後援のもと、日本ポルトガル修好通商条約150周年記念行事の一環として、白須純個展『ベレーザ・ウニヴェルサル』を開催いたします。
    1965年東村山市に生まれた白須純は、武蔵野美術大学を卒業後、ロンドン大学スレード美術学校に留学し版画の研究を重ねました。その後チェコのパラツキー大学で教鞭をとり、近年は母校で講師を務めるなど、後進の育成にも尽力しています。
    白須純のポルトガルとの出会いはバルト・ドスサントス(1931-2008スレード美術学校名誉教授)にはじまり、1993年、国内における日本ポルトガル修好450年記念壁画(東京メトロ日本橋駅に設置)の共同制作に参加したことに足跡を残していますが、 その後1998年にはポルトガル・リスボン郊外のプラガール駅にて『東洋遍歴記』を共同制作、2004年からはオリエントファンデーションの奨学生として1年余りの滞在研究をするなど、深い関わりをもって今日に至ります。
    2007年には同じくリスボン近郊のパルメラ駅に日本人では初めてとなる、個人による大作壁画を制作いたしました。 アズレージョと呼ばれる、500年以上の歴史を持つポルトガルの伝統的なタイル画は、目の覚めるような濃紺のブルーから、清流に反射する五月の空を思わせる淡い水色まで、自在な美的表現を永久的に封じ込めることを可能にしました。 多くは教会に見られる歴史や伝説の神聖な一場面から、民衆の心を癒すバーの片隅まで、アズレージョはポルトガルの心の美として浸透しています。
    白須はそこに日本画の構図の妙と諸国遍歴で磨いた独自の工夫を持ちこむことにより、今世紀のアズレージョを生み出しています。 本展ベレーザ・ウニヴェルサルでは、白須純は近年美術の世界で目立つことが少なくなった裸婦画についての考察をします。かつて聖なるものとして描かれた女性は、いまはどこに行ったのでしょうか。
    各国で首相となり政治の要人に起用され、女性の社会進出は益々勢い盛んですが、 改めて白須は尊敬をこめて現代の神聖を描きます。また日本ではヌードを墓地で撮影した写真家が訴えられるなど、芸術としての裸婦が封じ込められることに危機感を感じます。美の原点は、人類に共通のものでしょうか。それとも簡単にすげかえのきく、相対的で曖昧なものでしょうか。白須純の美をめぐる旅は、壮大なアズレージョの壁画となって結実します。

    また会期中の5月16日(日)には、同画廊にて本間みち代氏によるチェンバロ・リサイタルを開催します。ポルトガルの作曲家カルロス・セイシャスとその周辺をめぐる18世紀の地中海バロック音楽を、白須純のアズレージョとともにお楽しみください。

    後援 ポルトガル大使館・社団法人日本ポルトガル協会

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