竹村友里 展

  • 印刷する
  • add calendar
会 期
20151103日 -  20151122
開催時間
11時00分 - 18時00分
休み
水、11月5日
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
ガレリアポンテ
情報提供者/投稿者
開催場所
Galleria Ponte ガレリア ポンテ
住所
〒921-8031 石川県
金沢市野町1-1-44 宮本ビル1F
最寄り駅
金沢
電話番号
076-244-6229

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

これまで、愛知、信楽、金沢で創作活動をしてきました。
振り返るとその土地の気候風土、歴史や文化に影響されているなと感じます。
金沢に来て10年。無意識のうちに加賀の文化の影響を受け、鮮やかな釉薬や箔を使うようになりました。
艶やかな雰囲気も素敵ですが、新たな10年を創造するために、新しい可能性を探りました。
今回の個展でご覧いただくのは、荒い土をいかしたテクスチャーと、手捻り成形によるフォルムが特徴の作品です。
私にとっては、原点回帰といえる作風となります。
試行錯誤の中、道半ばの作品ではございますが、是非ご高覧いただき、ご教示賜りますようお願いいたします。

竹村友里

作家が一定の評価を受け、作風が確立しその制作を続ける内に、沸々と別の作風への志向が沸き上がる時があります。しかし従来の作風への評価が高く、どの発表の場においてもそれが求められる時、新しい作風への挑戦は大きな勇気を伴うものとなります。変化することを恐れない。ピカソは顕著な例ですが、古今東西作家は様々な外的要因や自身の心境の変化を鋭敏に察知し、内なる創作意欲に忠実であることで、新しい芸術の境地を切り開いてきました。

 竹村友里さんの作品の特徴は、第一に自然の形象に触発された有機的で洗練された形。陰影を伴う滑らかで起伏に富んだ曲線が、心地よく視点を誘います。また従来は細かい目の土を使い、吸い付く様な肌合いに磨き上げた陶体で、色土や釉薬、箔による加飾など、より工芸的であることを純化させてゆくような作品傾向です。

 今回新たに挑戦した作風は、ザックリとした風合いの粗目の土を用い、手捻りによる成形は、造形と時に四つに組み共鳴しながら、荒々しい肌合いと優しい曲線の融合が、新鮮なカタチを生み出しています。長年風雨に晒された大理石が、白々と陽の光を浴びたような、素朴さの中に崇高さを感じさせる作品です。

作家が原点回帰と言う通り、最初期の作品「生まれる」(2001年)を彷彿とさせる陶肌は、作家の根の部分にある原点を経て、螺旋を登るように昇華し再び現れ、また新たな試みの境地へと至る予感を感じます。意欲的な挑戦の作品をぜひご高覧頂けましたら幸いです。

本山陽子(ガレリアポンテ)

平均:0.0 
レビューした人:0 人

近くの展覧会

人気の展覧会

<<        >>

クリップした展覧会はありません。