フェルメールとレンブラント: 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展

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会 期
20160114日 -  20160331
開催時間
10時00分 - 20時00分
2016年1月26日(火)、2月2日(火)・9日(火)・16日(火)・23日(火)は17時00分までの開館
入館は閉館時間の30分前まで
休み
2016年1月19日(火)
入場料
有料
一般:1600円(1400円)、高校・大学生:1300円(1100円)、4歳~中学生:600円(400円) (税込)
※3歳以下無料。 ※( )内は前売りまたは15名以上の団体料金。 ※障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は、一般800円、高校・大学生650円、4歳~中学生300円(いずれも税込)となります。
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
03-5777-8600(ハローダイヤル)
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
森アーツセンターギャラリー
住所
〒106-6152 東京都
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52F
最寄り駅
六本木
電話番号
03-5777-8600(ハローダイヤル)

詳細

展覧会内容

 17世紀はオランダ黄金時代と言われています。この時代、オランダは歴史上希にみる発展の最中にありました。1560年代に始まるスペイン支配はらの独立戦争に伴い経済が急成長するとともに、1602年に世界に先駆けて設立された株式会社、オランダ東インド会社の貿易網を通して世界に名だたる強国、富裕国として発展していきます。
 17世紀はまた、新たな芸術文化が発展し、絵画の分野においても多くの優れた画家を輩出し数多くの傑作が生まれるという、特別な事大でした。絵画は一般市民が手に入るような大きさや価格でも出回っていました。当時の海外からの訪問者は、オランダのごく一般の家庭にさえも多くの絵が飾られているのに驚いたと言います。
 この時代に活躍した画家たちの中には「光の画家」として知られるデルフト出身のヨハネス・フェルメール(1632-1675)やアムステルダムで名声を手にし、独特な発想、技法と構図で人気を得たレンブラント・ファン・レイン(1606-1669)など、今日私たちがよく耳にする名があります。彼らの作品は400年近く時を経た今でも色褪せることなく、私たちに感銘を与えてくれます。

 本展覧会では、約60点の作品を通して、オランダ黄金時代と当時活躍した画家たちを紹介します。フェルメール、レンブラントと並び、フランス・ハルス、ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホ(京都、東京会場のみの出品)など、黄金時代を彩った様々な画家たちの作品によって、当時の文化と人々の生活が私たちの目の前によみがえります。ニューヨークのメトロポリタン美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、アムステルダム国立美術館を中心に個人蔵の作品も加えて展示します。中でもメトロポリタン美術館の傑作、フェルメールの《水差しを持つ女》とレンブラントの《ベローナ》は日本初公開作品となります。この貴重な機会を是非ご堪能ください。

【展覧会構成】
I ハールレム、ユトレヒト、アムステルダム -オランダの黄金時代の幕開け
 17世紀初頭から、オランダの各都市において画家たちが活発に制作活動を行い、独特の絵画を発展させていきました。特に、ハールレム、ユトレヒト、アムステルダムでは、イタリアやフランスで経験を積んだ画家たちが独自の絵画を開花させていきます。序章となる本章では、当時ヨーロッパで人気を博した画家ヘンドロック・ホルツィウスや明暗技法と豊かな色彩を融合した独創的な画家アブラハム・ブルーマールトなどの作品を通して、黄金時代の幕開けを紹介します。

Ⅱ オランダ黄金時代
 本章では、風景画、建築が、海洋画、静物画、肖像画、風俗画の順にオランダ黄金時代の歩みをたどっていきます。
 
Ⅱ-1 風景画家たち
 17世紀のオランダ絵画で最も発展をとげたのは、風景画でした。風景画は様々なテーマで描かれ、画家たちは町の風景、夜の風景、郊外の風景などそれぞれ得意分野を中心に制作していました。ヤーコブ・ファン・ライスダール、ヤン・ファン・ホイエンなどに代表される17世紀オランダ風景画は、季節や時間に移り変わる陶磁のオランダの風景、自然、町の様子などを現代に新鮮に伝えています。

Ⅱ-2 イタリア的風景画家たち
 当時、イタリアに旅し学んだオランダ出身の画家は多く、彼らはその影響を色濃く残した作品を制作しています。明るい陽光、朽ちた古代の遺跡、新鮮な青い空 -オランダ風景画とは一風異なるエキゾチックな風景が描かれたイタリア風の風景画は、オランダで人気のある分野だったため、イタリアを訪れたことのない画家も様式を真似て描いていました。

Ⅱ-3 建築画家たち
 オランダで発達したユニークな分野のひとつである教会建築内部の絵画。建築画を得意とした画家たちは、様々な都市に建てられた教会の白い壁のシンプルな内部を、細かい遠近法を用いて細やかな描写で描いています。この分野を得意とした画家にはピーテル・サーンレダムが有名で、本展でもその作品が紹介されます。

Ⅱ-4 海洋画家たち
 世界を相手に貿易を行っていた海洋貿易王国、オランダ。海はオランダの発展や日々の生活に大事な役割を担っていました。港には大きな貿易船が停泊し、活況を呈していたことでしょう。オランダの海洋画では財力と国力を誇るかのような立派な貿易船や軍艦を描いた作品から、生活の糧として河口で釣りをする漁船を光に満ちた落ち着いた雰囲気で描いた作品まで、幅広い水辺の風景画があります。

Ⅱ-5 静物画家たち
 鈍く光る銀の食器、ワインが半分つがれたガラスの杯、色とりどりの瑞々しい果物や野菜・・・オランダ絵画の神髄、静物画には様々なものが写実的に、細密に描かれています。これらの作品には漆器や中国製磁器などの珍しい贅沢品も描かれ、当時、オランダには世界の遠方から珍しい物資が集まっていたことを反映しています。実物と見紛うほどの貝、器、皮をむかれた果物などを堪能できます。

Ⅱ-6 肖像画家たち
 17世紀オランダで隆盛した肖像画。多くは注文のもとに描かれました。夫婦が描かれた対の肖像画も多くあり、都市の裕福な市民たちの組合員が描かれた大規模な集団肖像画も流行しました。
中流階級からの注文の応じた型にはまった様式が多い中、労働者階級などを生き生きとのびやかに描いた画家もいました。

Ⅱ-7 風俗画家たち
 風俗画、というとオランダ絵画を浮かべることが多いのではないでしょうか。数々の名作が残るオランダ絵画の人気分野の一つで、代表的な画家を多く輩出した分野でもあります。ヨハネス・フェルメール、ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホなど、世界的に有名な画家の目を通して、当時の日常生活を垣間見ることが出来ます。また、風俗画には実際の生活場面を描いているように見えて、オランダの格言や教訓を伝えている作品も多く存在するといわれています。作品を読み解く面白さが味わえる分野です。

Ⅲ レンブラントとレンブラント派
 オランダ黄金時代の巨匠のひとり、レンブラント・ファン・レインは数々の名作を生み出し、彼の作品は現在でも多くの人々に感銘を与えています。光と影を描く独特な技法、ドラマチックな構図や描写。レンブラントは工房を持ち、そこからは弟子たちが巣立っていきました。師匠に引けを取らない見事な作品を残し、名声を得た弟子もいます。レンブラントと弟子たちの素晴らしい技法と描写を紹介します。

Ⅳ オランダ黄金時代の終焉
 約100年ほどの間に多くの巨匠と傑作絵画を生み出したオランダ絵画の黄金時代は終焉を迎え、次の時代へと移っていきます。

主催・協賛・後援

主催:TBS,朝日新聞社、森アーツセンター
後援:外務省、文化庁、アメリカ大使館、オランダ王国大使館、J-WAVE
協賛:三井住友銀行、日本写真印刷、三井物産
協力:日本通運
企画:財団ハタステフティング

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