開催時間 |
10時00分 - 18時00分
金・土曜日は午後8時まで 入場は閉館の30 分前まで |
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休み |
月(ただし1月11日(月・祝)は開館、翌12日(火)休館)、 年末年始(12月31日(木)、1月1日(金))
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入場料 |
有料 一般 1,400(1,200)、大学生1,000(800 円)、高校生・65 歳以上700(600)円、中学生以下無料 ※( )内は、前売および20 名以上の団体割引料金(高校生・65 歳以上は前売なし) ※障がいのある方とその介護の方1 名は各当日料金の半額 (65 歳以上を除く) |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
兵庫県立美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒651-0073 兵庫県
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 [HAT神戸内] |
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最寄り駅 | 岩屋 |
電話番号 | 078-262-0901 |
20 世紀イタリアを代表する画家ジョルジョ・モランディ(1890 ― 1964)。静物や風景など限られた主題を繰り返し描き、構図の研究を通して自己の芸術を追求したモランディの絵画は、20 世紀の西洋美術史において特異な位置を占めています。色彩と形態とが繊細に響きあう静かで瞑想的なモランディの絵画世界は、今も多くの人を惹きつけてやみません。
日本では3 度目、17年ぶりの個展となる本展は、画家の故郷ボローニャにあるモランディ美術館の全面的な学術協力のもと、同館の所蔵品を中心に、イタリアおよび日本国内のコレクションから油彩約50 点、水彩、素描、版画約50 点を集め、この稀有な画家の本質に迫るものです。
モランディと言えばまず思い浮かぶのは、卓上に瓶や容器、花瓶などを並べた静物画です。何の変哲もないごくふつうの瓶や容器を、さまざまに組み変え配置し直して描かれたモランディの静物画には、一見よく似て見えるものがありますが、しかし同じものはひとつとしてありません。同じ題材を扱いつつも、それぞれがまったく別の作品として完成しているのです。
本展では、静物画を中心に風景画や花を描いた作品も加え、モランディの絵画的探求を11 のセクションで紹介します。各セクションには、年代や技法を超えて、同じ瓶や容器の登場する画面、あるいは風景を描いた作品ばかりが並びます。一見、似たように見える作品どうしを比べ見ることで、それぞれの作品がどれだけ違った魅力を湛えているか、ひいてはモランディが生涯をかけ追求した世界を、実感していただけることでしょう。
■記念講演会
□ 「小説家がモランディを見つけたら ―物語を誘発するアート」
2015 年12月13日(日) 午後2時~(約90 分)
講師:原田マハ氏(小説家)
□ 「モランディは何を描きたかったのか」
2016 年1月10日(日) 午後2時~(約90 分)
講師:岡田温司氏(京都大学大学院人間・環境学研究科 教授)
いずれもミュージアムホール(定員250名)
聴講無料(要観覧券・整理券)
*当日午前11 時~ホワイエで整理券を配布
■学芸員による解説会
2015 年12月19日(土)、2016 年1月16日(土)、2月6日(土) 午後4 時~(約60 分)
レクチャールーム(定員100 名)
聴講無料
■記念コンサート
2015 年12月11日(金) 午後3 時~(約60 分)アトリエ1
入場無料(要観覧券)
出演:フィレンツェ・ピアノ・デュオ(サラ・バルトルッチとロドルフォ・アレッサンドリーニ)
共催:イタリア文化会館‐大阪、アートフュージョン実行委員会
■こどものイベント
2016 年1月9日(土) 午前10 時30 分~ 12 時30 分
要事前申込・要参加費(詳しくは当館HPにて)
問合先:こどものイベント係 tel. 078-262-0908
■ミュージアム・ボランティアによる解説会
会期中の毎週日曜日 午前11 時~(約15 分)
レクチャールーム(定員100名)
聴講無料
【本展巡回予定】
東京ステーションギャラリー 2016 年2 月20 日(土)-4 月10 日(日)
岩手県立美術館 2016 年4 月16 日(土)-6 月5 日(日)(予定)
主催:兵庫県立美術館、産経新聞社、神戸新聞社
学術協力:ボローニャ市立美術館機構 モランディ美術館
後援:イタリア大使館、イタリア文化館、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、関西テレビ放送、ラジオ大阪、
サンケイリビング新聞社、サンケイスポーツ、夕刊フジ、Kiss FM KOBE
助成:一般財団法人 安藤忠雄文化財団
協賛:大日本印刷、大阪芸術大学グループ
協力:アリタリア‐イタリア航空、ホテルオークラ神戸