かわさきみなみ展 「今日のいろいろ」

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会 期
20151114日 -  20151122
開催時間
13時00分 - 19時00分
最終日18時00分まで
休み
11月19日(木)
入場料
無料
作品の販売有無
販売有 30,000円 ~ 800,000円(税別)
この情報のお問合せ
Gallery花影抄
情報提供者/投稿者
開催場所
Gallery 花影抄
住所
〒113-0031 東京都
文京区根津1-1-14 らーいん根津202
最寄り駅
根津
電話番号
03-3827-1323

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

2012年に女子美術大学を卒業してから毎年個展を精力的に開催してきたかわさきみなみですが、今年は日本橋のコレド室町3にある千葉銀行のメセナ活動の一環である、ちばぎんひまわりギャラリーでの個展や夏には北アルプス展望美術館での展示参加など、大きな場所の展示でも、活動の場を広げてきました。
 11月の個展では一転、小さい作品を中心に約8点の新作を発表します。立体作品に加え、昨年から50号以上の大きなサイズで精力的に挑戦してきた「羊毛絵画」を展示しますが、今回の個展では、10号以下の比較的小さい作品で展開します。羊毛の素材感を生かし、水彩画を描くように作り上げる羊毛絵画もまた、かわさきの羊毛作品の可能性を広げています。

 かわさきみなみは、卒業制作で用いて以来、身近な「犬」という題材と「羊毛」の素材に魅了され、羊毛による犬の作品を数多く制作してきました。作品に込める温もり、柔らかさ、生々しい存在感、表情豊かな作品を生み出すため、「犬」と「羊毛」どちらも欠かせない素材となりました。
 当初、「白い犬」を精力的に制作してきましたが、近年は色彩の効果を用いて「心の移ろい」を作品に込めるようになってきました。作家活動を模索し始めた頃の「絡まった姿の犬」、その後「心の奥底を覗いたような黒い犬」があらわれ、今年は生きるエネルギーを可視化したような、明るく輝くような色彩が犬達の身体に溶け込み始めました。自身の心のうちを探りながら制作する作品は、見た瞬間に可愛らしさを感じる反面、長く見つめた時に感じる違和感もあります。生々しく、どこか不安げで不穏な要素も含みつつ、同時に「子犬」の持つ生命力に満ちたたくましさも感じられます。
 身近な動物である犬に深い愛情を注ぐ作家であればこそ、表現できる魅力的な「犬の作品世界」ではありますが、そこに現れてきたのは、犬というモチーフを超えた、普遍的な「生きる者」としての在り様なのです。かわいさは、大好きな犬を探求し続ける中で、いつの間にか「生きる」という普遍的なテーマに向き合い始めているのかもしれません。

 ひときわ輝く色彩を内包した2015年の新作の犬たちは、その身体に未来への希望をやさしく力強く灯しています。

[作家のことば(かわさきみなみ)]
この黄色い犬が私の中に出てきはじめた時からずっと「栄養」という言葉が頭の中にありました。
犬が「栄養」を外から取り入れて、体中に巡らせ、取り入れた栄養が、足りなくなってきたらまた新しい栄養を探しに行く・・・少しずつ体の模様を変えながら生きている犬の様子を表現したいと思っています。
ここでいう栄養とは、食物として取り入れる体の栄養ではなく「心にとっての栄養」目には見えない心の動きを犬に描き出します。
犬の体に浮かぶ黄・オレンジ・水色の混ざり合う模様は犬の内面から溢れてきた「何か」を表しています。
「何か」とは犬にとっての生きる力にもなるのです。

かわさきみなみ

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