開催時間 |
9時30分 - 17時00分
入場は16時30分まで |
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休み |
月(ただし9/21、10・12は開館)、10/13(火)
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入場料 |
有料 一般800(640) 円/高大生500(400) 円 ※( ) 内は20 名以上の団体料金 ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料 ※各種障がい者手帳の交付を受けた方及び付添1 名は無料 ※65歳以上で平塚市民は無料、市外在住者は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください) |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
平塚市美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒254-0073 神奈川県
平塚市西八幡1-3-3 |
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最寄り駅 | 平塚 |
電話番号 | 0463-35-2111 |
古来、西洋では「絵は黙せる詩、詩は語る絵」といわれてきました。日本でも画賛(がさん)、詞書(ことばがき)が絵画の重要な役割を果たし、「詩書画」の一致を成してきました。一方、日本の近代洋画は、文学からの自立を目指した西洋近代美術の影響のもとで始まっています。特に印象派以後、新しい造形表現を積極的に取り入れた結果、実に多様な作品がうまれました。しかし、現実の生きた情感から浮き上がった作品が多く生まれたことも事実です。こうした中で、村山槐多、長谷川利行、古賀春江、三岸好太郎、山口薫などは、西洋近代美術に学びながらも、文学性、詩情を拠りどころとして優れた作品を残しています。さらにまた、詩の世界では宮沢賢治、立原道造、草野心平らが独自性のある絵を描いています。ある意味では、モダニズムが斥けてきた詩情、文学性を活かすことで、日本独自の絵画が成立したといえます。
近年では、一部の画家たちが積極的に詩の世界に接近し、新しい表現を生み出そうとしています。本展は、明治から現代までの画家と詩人の絵画と詩を一堂にあつめ、絵画と詩の密接なつながりを検証するものです。
■画家
小杉未醒、青木繁、竹久夢二、萬鐡五郎、藤森静雄、恩地孝四郎、田中恭吉、中川一政、長谷川利行、古賀春江、川上澄生、
村山槐多、谷中安規、三岸好太郎、棟方志功、長谷川潾二郎、難波田龍起、山口薫、香月泰男、南桂子、松本竣介、浅野弥衛、
飯田善國、草間彌生、田島征三、芥川麟太郎、藤山ハン、難波田史男、イケムラレイコ、瓜南直子、O JUN、小林孝亘、鴻池朋子、
村瀬恭子、伊庭靖子(生年順)
■詩人
正岡子規、高村光太郎、北原白秋、木下杢太郎、萩原朔太郎、佐藤春夫、西脇順三郎、宮沢賢治、佐藤一英、尾形亀之助、
稲垣足穂、岡崎清一郎、富永太郎、小熊秀雄、北園克衛、瀧口修造、草野心平、中原中也、長谷川四郎、まど・みちお、立原道造、
三好豊一郎、新国誠一、木島始、春日井建、吉増剛造、田畑あきら子、山本陽子(生年順)
■O JUN× 小林孝亘 対談「読む形・見える言葉」
日時:10月4日(日)14:00-15:30
場所:ミュージアムホール ※申込不要、先着150 名
■講演会 窪島誠一郎 「絵を語る、詩を語る」
日時:10月12日(月・祝)14:00-15:30
場所:ミュージアムホール ※申込不要、先着150 名
■担当学芸員によるギャラリートーク
日時:10月17日(土)、31日(土) 各回14:00-14:40
場所:展示室Ⅱ ※申込不要、要観覧券
■同時開催 新収蔵品展 9月26日(土)~11月29日(日)
主催:平塚市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協力:県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網、神奈川中央交通株式会社