開催時間 |
11時00分 - 19時00分
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休み |
最終日 17:00まで
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この情報のお問合せ |
Gallery Q
03-3535-2524 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
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住所 |
〒104-0061 東京都
中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3F |
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最寄り駅 | 銀座 |
電話番号 | 03-3535-2524 |
千田哲也(ちだ てつや)は2007年、多摩美術大学絵画科を卒業。
彼の絵画は人の頭部が肥大化し、意味不明な形となって出現している作品が多い。
この意味不明な頭部は解釈や理解を拒否、アクセス不能。あるいは自己の不在化、
空っぽの自分。現実と非現実の二重の現実が同時進行している日本の若い現代人
を象徴しているかのようだ。文脈を失ったかのような物語に不思議と魅了される。
[作家ステートメント]
本展覧会のテーマとなっているのは「コンピュータゲーム」である。
このテーマは私自身の生活を支える 仕事と直接関わるもので、普段の生活と距離が近い題材である。
その近い位置から異質な物を作り出し、表現出来ればと思い、本展のテーマに選んだ。
コンピュータゲームにおけるプレーヤーキャラクターの死。
それは、あらためて自身とプレーヤーキャラクターの違いを感じさせられる瞬間でもある。どんな
にゲームに没入し、キャラクターに自身を重ねても現実の 自分は当然死ぬことはないのだ。
そして、プレーヤーキャラクターの死は、我々にとっては「終わり」ではない。
ゲーム機の前を離れても、 現実の生活が続いていくし、コンテニューをして再びゲームを続けても、
また何人目かのプレーヤーキャラクターがそこには現れる。 そのことをテーマに描いたのが「GAME
OVER GIRL」 シリーズだ。
ゲームでは、映画のように完全に傍観者では無い、少なからずプレーヤーキャラクターを通し世界
にアクティブに介入する。 しかしその体験は完全な私自身の体験では無い。 モンスターと戦った
のは私ではなく、ゲームのキャラクターだ。客観的には、ひとつのゲームをプレイしたという体験
でしかないのだ。
その奇妙な感覚をテーマに描いたのが「MONSTER SWEEPER」 シリーズだ。
モンスターとの戦いを描いた一見ゲームのような図像である。
しかし図像中の人物の体は、作者自身をモチーフに描いている、それは本来ゲーム画面には映らな
いモニターの向こう側の身体である。
3月19日(土)15:00- 詩の朗読