千田哲也展

MONSTER SWEEPER type-LOAD  油彩、カンヴァス 72.8x91cm 2011
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    会 期
    20110314日 -  20110319
    開催時間
    11時00分 - 19時00分
    休み
    最終日 17:00まで
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    Gallery Q
    03-3535-2524
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    開催場所
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    住所
    〒104-0061  東京都
    中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3F
    最寄り駅
    銀座
    電話番号
    03-3535-2524

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    千田哲也(ちだ てつや)は2007年、多摩美術大学絵画科を卒業。
    彼の絵画は人の頭部が肥大化し、意味不明な形となって出現している作品が多い。
    この意味不明な頭部は解釈や理解を拒否、アクセス不能。あるいは自己の不在化、
    空っぽの自分。現実と非現実の二重の現実が同時進行している日本の若い現代人
    を象徴しているかのようだ。文脈を失ったかのような物語に不思議と魅了される。

    [作家ステートメント]
    本展覧会のテーマとなっているのは「コンピュータゲーム」である。
    このテーマは私自身の生活を支える 仕事と直接関わるもので、普段の生活と距離が近い題材である。
    その近い位置から異質な物を作り出し、表現出来ればと思い、本展のテーマに選んだ。

     コンピュータゲームにおけるプレーヤーキャラクターの死。
    それは、あらためて自身とプレーヤーキャラクターの違いを感じさせられる瞬間でもある。どんな
    にゲームに没入し、キャラクターに自身を重ねても現実の 自分は当然死ぬことはないのだ。
    そして、プレーヤーキャラクターの死は、我々にとっては「終わり」ではない。
    ゲーム機の前を離れても、 現実の生活が続いていくし、コンテニューをして再びゲームを続けても、
    また何人目かのプレーヤーキャラクターがそこには現れる。 そのことをテーマに描いたのが「GAME
    OVER GIRL」 シリーズだ。

    ゲームでは、映画のように完全に傍観者では無い、少なからずプレーヤーキャラクターを通し世界
    にアクティブに介入する。 しかしその体験は完全な私自身の体験では無い。 モンスターと戦った
    のは私ではなく、ゲームのキャラクターだ。客観的には、ひとつのゲームをプレイしたという体験
    でしかないのだ。
    その奇妙な感覚をテーマに描いたのが「MONSTER SWEEPER」 シリーズだ。
    モンスターとの戦いを描いた一見ゲームのような図像である。
    しかし図像中の人物の体は、作者自身をモチーフに描いている、それは本来ゲーム画面には映らな
    いモニターの向こう側の身体である。

    関連イベント

    3月19日(土)15:00- 詩の朗読

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