開催時間 |
9時30分 - 17時15分
入館は16時45分まで |
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休み |
月曜休館
ただし8月10日(月)は「障がいのある方々の鑑賞デー」として開館します。 |
入場料 |
有料 一般1,000円(800円)、大学生700円(500円)、高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方は無料。 本館二階「二の丸動物園」・別棟「能の世界」との共通観覧券:一般1,400円(1,100円) ※( )内は前売り・団体20名以上の料金。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
熊本県立美術館 096-352-2111
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒860-0008 熊本県
熊本市二の丸 |
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最寄り駅 | 熊本 |
電話番号 | 096-352-2111 |
日本の戦後美術を代表する作家の一人であり、97歳の今も制作を続ける浜田知明。自らの戦争体験を銅版画の〈初年兵哀歌シリーズ〉として発表、以来制作する作品は国内外から高い評価を浴び続けてきました。終戦70年を記念して、銅版画、彫刻、油彩画などで浜田知明の世界の全貌を回顧します。
浜田知明は、1917年熊本県上益城郡高木村(現・御船町高木)に生まれました。中国大陸での戦争体験を1950年代に銅版画として発表、それらの小さな画面は〈初年兵哀歌〉シリーズと呼ばれ、わが国の美術界に強い衝撃と大きい感動を与えました。1957年から熊本市に住み、世界の動きと人間を見つめながら、日々作品を作り続けてきました。1983年からは彫刻作品の制作を始め、2000年を最後として銅版画の制作からは離れますが、創作意欲は衰えず97歳になる現在も彫刻作品や戦争体験の素描作品を造り続け、後進の国内外の美術家たちへの大きな道しるべともなっています。その作品世界が持つ人間への深いまなざしや普遍的でしかもオリジナリティにあふれた表現は、ヨーロッパやアメリカでも高く評価されています。
本展では、15才の時の油彩画から97歳の新作彫刻までを展示します。戦時中に描いた油彩画の代表作《驢馬》を約20年ぶりに公開いたします。また、70年を経ても忘れられない戦場の記憶を造形した《腐っていく兵士》と「愛し合っている者でもいつかは別れなければならない」というこの世の定めを彫刻にした《会者定離》などを初公開します。なお、本展は、熊本県立美術館友の会設立40周年記念事業として開催いたします。
主催:熊本県立美術館、熊本県立美術館友の会
後援:熊本市、御船町、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本県市町村教育委員会連絡協議会、
熊本県図画工作・美術教育研究会、熊本県高等学校教育研究会美術・工芸部会、熊本県高等学校文化連盟、
熊本県博物館連絡協議会、熊本日日新聞社、NHK熊本放送局、RKK熊本放送、TKUテレビ熊本、KKT熊本県民テレビ、
エフエム熊本、KAB熊本朝日放送、FM791