開催時間 |
10時00分 - 19時00分
修了時刻は日没後30分まで 展示室への入場は日没時刻まで |
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休み |
火
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入場料 |
有料 一般/企画展1000円(800円)、企画・コレクション展セット1150円(920円)、大学生/企画展600円(450円)、企画・コレクション展セット700円(530円)、小中高生/企画・コレクション展セット300円(250円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※小・中・高生の学校教育活動での観覧は無料 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障碍者保護福祉手帳をお持ちの方、及びその付添の方は無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
島根県立美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒690-0049 島根県
松江市袖師町1-5 |
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最寄り駅 | 松江 |
電話番号 | 0852-55-4700 |
水と油の反発作用を利用した版画技法である「リトグラフ(石版画)」。このリトグラフの歴史を語る上で欠かせないのが、かつてパリにあった「ムルロ工房」という伝説的な版画工房の存在です。
この工房を率いたのは、フェルナム・ムルロ(1895-1988)という優れた親方でした。1921年、父から印刷所を受け継いだムルロは、版画工房として本格的な活動をスタートさせます。1930年にルーヴルで開かれたドラクロワ回顧展のポスターを手がけたのを機に高い芸術性が広く認められ、以降マティスやピカソ、ミロ、シャガールなど、綺羅星のごとく20世紀の美術界を彩ったアーティストたちがこの工房に集うようになります。画家と職人は互いの仕事への信頼と親愛の情によって強く結ばれ、共同して数々の傑作を作り上げました。それによって20世紀パリのリトグラフは隆盛を迎えることとなったのです。
本展では、このムルロ工房で生み出された巨匠たちの版画作品をはじめ、芸術雑誌や書籍、ポスターなど幅広い分野で活躍した工房の仕事を、プレス機や道具類、映像資料も交えて紹介します。今なお豊かな魅力にあふれたリトグラフの世界をどうぞお楽しみください。
20世紀、巨匠の作品が一堂に!
パブロ・ピカソ、アンリ・マティス、マルク・シャガール、ジョアン・ミロ、フェルナン・レジェ、ジャン・デュビュッフェ、ピエール・ボナール、ジョルジュ・ブラック、ジャン・コクトー、モーリス・ド・ブラマンク、ル・コルビュジェ、ベン・シャーン、ヘンリー・ムーア、アルベルト・ジャコメッティ、アンドレ・ミノー、アルフレッド・マネシエ、モーリス・エステーヴ、ベルナール・ビュッフェ、etc...
■記念講演会「フェルムナン・ムルロとリトグラフィ」聴講無料
講師:益田祐作氏(本展協力者/元アトリエMMG主宰)
日時:8月1日(土)14:00~(13:30開場/約1時間半)
開場:美術館ホール(190席/当日先着順)
フェルナン・ムルロ著『パリの版画工房』(求龍堂)の翻訳者でもある益田祐作さんは、1973年にフェルナン・ムルロと
技術援助契約を結び、東京にリトグラフィの工房「アトリエMMG」(1974-2007年)を設立しました。
益田さんにフェルナン・ムルロとリトグラフィについてお話を伺います。
■ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説) 要企画展観覧料
日時:8月8日(土)、16日(日)、23日(日)、9月6日(日) 各日14:00~
会場:企画展示室
■ミニリトグラフワークショップ 要参加費、要事前申し込み
講師:イラストレーター芳野さん
日時:8月9日(日)
リトグラフの原理「水と油の反発作用」を、楽しみながら体験しませんか?ちいさなリトグラフプレス機を使って、ハガキ
サイズのリトグラフを刷るワークショップです。
雑誌や映画などで活躍されているイラストレータの芳野さんをお招きして行います。
※詳しい内容や申込方法は、島根県立美術館ホームページやニュースをご覧ください
主催:島根県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、日本海テレビ、SPS しまね
特別協力:うらわ美術館
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、朝日新聞松江総局、毎日新聞松江支局、産經新聞松江支局中国新聞社、
山陰中央新報社、新日本海新聞社、島根日日新聞社、NHK 松江放送局、TSK 山陰中央テレビ、BSS 山陰放送、
エフエム山陰、山陰ケーブルビジョン
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜